第228話

そんな私の肩を砦は強く掴んで、私の壁際まで追い詰めた。



……怖くて、息が続かない。





「……何であそこにいた?」



「何でって……、お茶をしてて。」



「誰と?」



「………【Heaven】の谷内さんと。」



ここで隠しても仕方がないので、とりあえず本当のことを言うことにした。



しかし彼にとってそれはあまり穏やかなものではなかったようで、眉を顰めた。





「谷内?……馬鹿野郎。男となんて茶ぁしてんじゃねえよ。」



「別にそんな長話なんてしてないし…」



「下心あったらどーすんだ?」



「し、下心!?」



“男で下心がねえヤツなんていねえよ”



なんて付け加えるので、谷内さんがそういう人間なんのではないかと考え込んでしまう。

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