第228話
そんな私の肩を砦は強く掴んで、私の壁際まで追い詰めた。
……怖くて、息が続かない。
「……何であそこにいた?」
「何でって……、お茶をしてて。」
「誰と?」
「………【Heaven】の谷内さんと。」
ここで隠しても仕方がないので、とりあえず本当のことを言うことにした。
しかし彼にとってそれはあまり穏やかなものではなかったようで、眉を顰めた。
「谷内?……馬鹿野郎。男となんて茶ぁしてんじゃねえよ。」
「別にそんな長話なんてしてないし…」
「下心あったらどーすんだ?」
「し、下心!?」
“男で下心がねえヤツなんていねえよ”
なんて付け加えるので、谷内さんがそういう人間なんのではないかと考え込んでしまう。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます