第222話

そんな彼らに怖くなって、背筋が冷えた。




「やっちまえええええ!!」



街の端と言っても、目立つ場所で喧嘩をするのはまずい。



私はどうしようかと慌てていた時、砦には全く躊躇が見られない。



……4人の男をどんどん沈めていく姿に、清々しささえ感じる。



喧嘩をしている姿に清々しさを感じるなんて、おかしな話だけど。









4人の男たちが蹲っている姿。



砦は一発も浴びることなく、その男たちを地面に伏せさせた。



……恐ろしい人。






私はそう思った時、ふと気づいた。




「そういえば、さっきの女性っ!」



―――…ナンパされていた女性のことを忘れていた。



私は急いで振り返った。

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