第204話
「……またとてつもねえこと考えてたんじゃねえだろーな?」
「だったら、どうなんだ?あ?」
普段から仲がいいとも言えない彼らにとって、この二人という空間は心地の良いものではなかった。
……まあ、どちらかと言えば、城が構ってほしくて、疑央に突っかかっているだけといえばそれだけなのだが。
「いや。俺も混ぜてくんねえかなーと思ってよ。」
「ジョー。勘違いすんじゃねえぞ。……俺は自分のためにここにいるんだ。決して、お前らと馴れ合うためにいるわけじゃねえ。」
「……いちいち癪に障る言い方すんな、お前。」
「あ?ぶち殺すぞ、テメエ。」
どんどん空気が悪くなっていくこの中で、彼らは手を出しそうになる。
―――…そこで現れたのは、彼。
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