黒幕は未だ謎

第165話

下品な笑い声。



酒、煙草の匂いが充満していて、新しく入ってくる人物は誰もがこの異臭に鼻を抑える。



……しかし“彼ら”にとって、それは日常のことで笑い合っている。



信じられない光景だと、初めて見た人達は顔を歪めるだろう。





あるカウンターの一角で、為されている会話にある男は耳を傾けた。



「誉田(ホンダ)さん、聞いてくださいよ!」



「テメエの自慢話なら、聞かねえぞ。……聞き飽きたからな。」



「違いますよ!【Heaven】の上条の話っす!!」



「カミジョウ?……誰だ、ソレ。」



「知らねえんっすか!?『ゴッド』って呼ばれてるヤツっす!」



「あー、そういうの興味ねえ。」



「……つーか、誉田さんって一体何に興味あるんっすか?」

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