第151話
少し不貞腐れているような気もしないでもなかったが、まあお礼を言えるくらいには合わせることができるようだ。
心の中で溜息を吐いて、先程と同じ椅子に座ろうとした時、水島君に声をかけられた。
「会長お。」
「会長じゃありません。」
「本郷たーん。」
「気持ち悪いので、その言い方やめてください。」
たーんって、何キャラなの。
呆れながらも、とりあえず彼の方に振り向くと彼はパイプ椅子の背の方を前にして座っている。
……まあ、予想内だわ。
「マジで俺、ムカつくんで早退していい?」
「早退はダメです。……本部は水島君には荷が重いようなので、抜けてもらってもいいですよ。」
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