第149話
中島さんに聞くのも、やはり諦めることにし、とりあえず溜息を吐く。
と同時に、目の前に誰かが立ちはだかった。
……見覚えのある、彼。
「おい、本郷。どーにかしろ。」
何故運動場に出ているのに、白衣なんて着ていらっしゃるんですか。
私の目の前に立っている北山田先生に飽き飽きしながらも、とりあえず意図を尋ねる。
「何をでしょう。」
「……あの会長使えねえんだよ。お前が代わりに結果つけろ。」
「もっと小声で言うとか、できないんですか?あなたは。」
「正直なことを大声で言って、何が悪いんだよ。俺は事実を言ってるまでだ。」
「事実を言うのは構いませんが、小声で言ってくださいってお願いしたんです。」
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