第122話
「……ごめんなさい、真護さん。あなたの想いに答えられなくて。」
「………。」
とても悲しい顔をしていたから、胸が痛む。
私のこの想いが砦に断られるのと、同じことなのだろう。
……ごめんなさい、真護さん。
でも、あなたに変な嘘を吐きたくなんてないから。
きちんと、誠意を持ってあなたに答えるべきだから。
ちゃんと、分かってほしの。
私は彼が答えるまでジッと彼の目を見つめていて、両手をぎゅっと握っていた。
その私の瞳を見つめながら、真護さんは口をゆっくりと開ける。
「………ん。」
小さな小さな声だったけど、彼は私のその答えを受け入れてくれた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます