第107話

―――…迷惑?



何の話か全く見えない私は、首を傾げる。



少し離れた場所にいた砦は何のことだか理解できたのか、少しだけ失笑していた。



……しかし、肝心の四谷さんはその意味が理解できていない。





「な、何の話だ、何の。」



「俺にお前を止めろ、って兄さんから連絡が毎日絶えねえっつってんだよ。」



四谷さんはようやく少し理解できたようで、そのお兄さんであるランカさんを睨む。



しかしその本人であるランカさんは笑いがこらえきれないのか、声を出して笑っていた。




「アハハハハハハ!!」



「蘭サン!!アンタ、何してるんですか!!」



「いや、マジでお前は俺の天敵みたいなモンだから、那留に隠居してねえで、出て来いって言ってただけだよ。」

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