第9話

「よろしくな、松本」


「はっ、はいっ!よ、よろしく、お願い、し、しますっ、中村君っ」


「あは、松本、緊張しすぎー。大丈夫だよ、どうにかなるって」


―――これは、神様がくれたチャンスでしょうか?


松本 美冬。17年生きてきて、人生最高の幸せを感じてますっ!



――――――…


中村君が実行委員になったことでクラス中の女子が色めき立つ。


それはもちろん、わたしも例外なく。


だけど、だからなのか、立候補も推薦もでなくて。


『いないなら…んー、くじ引きかじゃんけんか…』

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