第2話
「美冬~。なにしてるの~?」
「えっ、――た、珠ちゃん!?」
後ろから親友の珠ちゃんに声をかけられて、ビックリして振り向く。
珠ちゃんはニヤニヤしながら、わたしが今まで視線を向けていたグラウンドへと目を向ける。
「な、なんにもっ!なにも見てないよっ!見てないからねっ!」
珠ちゃんの視線を遮るように窓から体を離す。
「ハッ、どうせ中村のこと、見てたんでしょう?」
バレバレなその状況になっても
「ちっ、違うからっ!」
わたしは必死で取り繕う。
バカみたいに。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます