第4話
「お前、妊婦だろうが。抱き付くならゆっくり歩いてここまで来い」
臣くんからの妻愛に溢れたお言葉が……
「ス、スミマセン……」
「しばらく飛び掛り禁止」
「は、はい……」
私ったら、つい、はしゃぎすぎてしまった……
と、反省しつつ、
ベッドまで数歩だけど、臣くんに言われた通りにゆっくり歩いていく私。
ベッドまで辿り着くと、
「っ」
臣くんの手が私の腕に伸びて、
ゆっくりと、優しく、
身体を抱き寄せてくれた。
「今日、疲れたんじゃないか?」
「ううん。全然、大丈夫。だって、」
待ちに待った臣くんとの挙式だもん、
そう、臣くんの腕の中で言うと、
そっと、
頬っぺたにキスをおとしてくれた臣くん。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます