仮題 死神ハリス
sorayukito
1. 無気力な死神
第1話
振り下ろされた大鎌が俺の心臓ごと肉と骨を断った。
砂漠に崩れ落ちた体から流れ出た血がドクドクと乾いた大地に染み込んでいく。
俺が死んで
肉は腐食し咀嚼され
骨となり風化し
やがて跡形もなく消えていく
そして俺は
大地を炙る灼熱の光が、砂漠に埋もれた骨の上に黒い影を伸ばした。
「…ああ」
そうかこれは、―――俺じゃない。
黒いローブを纏い大鎌を肩に担いだ死神が胡座をかいて骨を見ていた。
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