第15話どこ?
短編小説を書き上げて健太郎は仕事に向かった。「健太郎!」会社に着くと由香に呼び止められた。
「何?」「会社休んで何してたの?」と由香は心配そうに聞いて来た。「ちょっと里帰り。」嘘をついた。由香は、ホッとした様子だった。「今日、健太郎の家に行って良いかな?」それは、まずい。家には里穂が下着姿で寝ている。「由香の家に行きたいな。」と健太郎は言った。「良いよ〜狭いけど。」と由香は笑った。仕事が、終わると由香の住んでいる家に向かった。「ここ!」と由香が指差したのは高級マンションだった。健太郎のアパートとは比べるまでも無いくらいグレートだった。マンションの中はさらに広くて一人暮らしには広すぎるくらいだった。中小企業のOLが住めるマンションではなかった。「由香の親は何してるの?」「大企業の会長の妾なんだうちのお母さん。」そういう事っすか!と健太郎は納得した。
由香は、「料理作るね。」と言って台所に立った。健太郎はトイレを借りた。妾って今の時代にもあるんだな〜とぼんやり考えていた。由香はすき焼きを作ってくれた。「美味い!」と健太郎は肉を食べると言った。「良かった。」と由香は嬉しそうな顔をした。
「面白いよ!健太郎!この物語。」と新作の短編小説を由香に読んでもらうと褒められた。由香に誘われた。「ゴム、持ってないよ。」と健太郎は由香に言うと「ゴムいらないよ。わたし、健太郎に本気だから。」と言って来た。
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