第23話 詩㉓

何故、貴方は私の事を愛していたのに消えたの

どうしてなの

もう二度と会えないって言うの

私はずっと待っているから

たとえこの世界が終わってしまっても

私は待っているからね

待っていて

なんて言わずにさっさと消えてよ

私を1人にしないでよ

貴方を待ってるから

ずっとここで待っているからね

貴方と出会った場所で待っているのに来ないなら

私から会いに行くわ

今すぐ迎えに来てよ

貴方の声も温もりも全部覚えているから

また抱きしめて欲しいよ

お願いだから 1人じゃ寂しいから早く来てよ

愛してるの言葉だけ残して

消えてしまった貴方

もう一度だけでいい

逢いたいよ

もう2度と離さないと言ってくれたよね

あれは嘘だったの

ねぇ教えてよ

なんで居なくなったの

今でも貴方の事を愛してるんだよ

こんなにも好きなのに

あの日と同じ様に雪が降ってきた

貴方と初めて出会った時の様に真っ白な雪が

今日もまた降り積もっていく

いつかまた出逢える日まで

どうかお元気でいて下さい

いつまでも貴方を想っているから

どんなに辛い事があっても乗り越えられるから

また笑顔で会おうね

それまでサヨナラだね

貴方と過ごした日々は色鮮やかに今も輝いている

思い出す度に胸の奥が熱くなるよ

でも涙溢れてくるけど

大丈夫だよ心配いらないよ

ちゃんと見ていてくれていると信じているから

いつも傍にいるから

貴方が笑ってくれるように頑張るから

キスしてくれた時は嬉しかったの

もっと一緒にいたかったよ

本当は行かないで欲しかったよ

大好きなんだから

これからもよろしくね

きっと誰よりも幸せにするから

私と約束してくれる

貴方がいない世界なんて考えられないくらいに

強く思っているんだから

ずっとこのままでいたいな

もしも生まれ変わってもこの想いだけは変わらないよ

いつも一緒だって言っていたじゃない

どこにいるの

出てきて

いつまで待たせるつもりなの

どれだけ好きになれば良いの

私だけを見つめてくれていたじゃない

私のどこが好きなのか言ってみてよ

本当の気持ち聞かせてよ

愛してくれてるって言ったじゃない

そんな事はないって分かっているけど信じさせてよ

愛しているって言葉だけでは足りないくらいなのに

どうすれば良かったのか教えて欲しいよ

今はただ悲しくて何も出来ないけれど

明日になったら全て忘れられるか分からないけど

貴方が望んでいる通りにするから

だからお願い戻ってきてよ

お願い

1人で泣いていても何にもならない事は分かっているけど

泣き止む事も出来なくて

ただ貴方を求めて彷徨う

声にならない声で叫んでも届かないまま

涙止まらない夜を越えて行く

朝が来る前に目を覚まさなくちゃいけないのに

どうしても動けない身体を誰か動かして欲しいよ

貴方に会いたくても会えなくて苦しくて辛すぎる毎日の中で

何度も思い浮かべてしまうのは貴方の顔ばかりで

心の中から消えてくれないの

どうしてなの

忘れる事が出来たら楽になれるはずなのに

分かっていてもそれが出来なかったの

今もまだ私は迷ったままで立ち止まったまま

貴方はいないのに

貴方と一緒に過ごしていくうちに私は気付いてしまったの

私の気持ちとは裏腹に貴方の心には別の人が住んでいる事に

だけどそれでも構わないと思っていた

そう思ってたんだけどやっぱり無理みたい

どんどん気持ちが大きくなってしまって

抑えきれなくなってしまったの

貴方に触れたい抱きしめて欲しい触れ合いたいそれだけなのに

今の私には叶えられない夢物語

今更後悔しても遅いことは分かっているのに

あぁもう嫌になる

貴方に出会っていなければこんな苦しい思いをせずに済んだかもしれない

他の人を好きになれれば少しはマシだったかな

そんなこと考えても仕方がない事なのは知っているけど止められない

貴方の事ばかり考えているの

馬鹿みたいでしょう

貴方がいない部屋に残された私は何もする気がおきず寝転んでぼんやりと天井を眺める

思い出すのは楽しかった事や嬉しかった事ばかりで

貴方といた時間が私にとってはかけがえない物なんだって事を改めて実感させられるよ

この先もずっと一緒に居たかったな

もっと早く伝えていれば良かったのかな

後悔先に立たずって言うけど本当だね

今になって分かるなんてね

もっと早く気付けば良かった

そしたら2人一緒に居られたのに

神様どうしてあの人を奪っていったの

今でも大好きなんです

貴方以外考えられないのです

もう一度だけでいいから逢いたいよ

叶わない願いと知りながらも願ってしまうよ

貴方に届くように

今日も歌うよ

貴方への想いを込めて

あの日から私の時間は止まったままで

貴方との思い出だけが蘇る

貴方と過ごした日々は永遠に色鮮やかに輝いてく

貴方の声も温もりも全部覚えているから

また抱きしめて欲しいよ

お願いだから

沢山キスして欲しいの

貴方の手で優しく包まれながら眠りたいよ

あの時のように私の名前を呼んで欲しいよ

愛してるの言葉だけ残して消えてしまった貴方

もう一度だけでいいから逢いたいよ

逢わせて下さいお願いします

貴方を待っているよ

いつまでも

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