小さい頃に夢見ていた景色は

想像していたよりも果てしなく遠くて

1つ山を登るほど勇気がいる。


1度そこへ入ってしまえば

いつ出られるかも分からない。


迷ってしまうかもしれない

野垂れ死んでしまうかもしれない。


それでも人生をかけてその山を登ると決めたなら

私が今すべき事は


麓で1歩、踏み出すことだ。


どれだけのライバルがいても


そのライバルと今まで準備してきた量が格段に違くても


すでに登り詰めた人がいても


どれだけ険しくても


私は私だし。


どれだけ人見知りで不器用でプライド高くて飽きっぽくて阿呆でずぼらでぐちゃぐちゃしてたって



私は私の人間を活かして立ってやる。


私にも出来るって思ったなら、私が登りつめてやる。


他人の模倣をして登れるほど簡単な道じゃない、でも人間の模倣をする。


私の目から見える人間の醜さ息苦しさ美しさ楽しさ全部真似して


演じきってやる。

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