第7話
僕が彼を連れてくるりと一回転をすると、彼も真似して天使のように僕らは何度も回転した。踊っているように。
僕は雨の中、血まみれの彼を抱いていた。彼に出来るだけの応急処置を施し、もう一度目覚めるのを待っていた。
君が何歳になっても、僕が遊んで、守ってあげるからね。
僕らは、落ちて行った。
降りしきる雨の中、女のような声で、私をさらう。 上山ナナイ @nanai_tori
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。降りしきる雨の中、女のような声で、私をさらう。の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます