やさしくあたたかいディストピアのような世界

荒廃した世界観なのに出てくる登場人物たちはみんな優しくて、読んでいてほっこりした気持ちになりました。

ポラが写真を撮るたびに、これまでも大切な人たちとの日々の一瞬をたくさん写真に残してきたんだろうと想像でき、あたたかくも切ない気持ちになりました。
そんな写真の一枚一枚がこの荒れた世界のなか彼らが生きた記録として残り続けていくのだと思うと、「生きるっていいな」と感じられました。

可能なら、同じ世界観で別の場所に生きる人々の話も読んでみたいくらいです。

素敵なお話をありがとうございました。

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