第16話 現代1

【んー、眠い…おっと、やはり夢では無かった。さて、もう驚かないぞ。りあ、起きて】


りあの寝顔、可愛い!!


 あの戦いを終えて、俺だけ記憶を残すようにしてもらった。ここに戻る前に爺さんは、


【さて、次の戦いまでは休むのじゃ。お主だけ記憶を残すようにするの。あと、お主たちの服は現代の物に戻すからのー。わしのセンスで】


【何で俺だけ?】


【その可愛い娘がいて、お互い記憶無かった場合、どうなる?説明つかんぞ。それにな、この記憶を残すってことはそれなりのダメージがついてくるのじゃ。嫌じゃろ?お主の愛しい女子さんが…ということじゃ、それ!!】



ダメージ?俺はいいのかよ、爺さん…



 てな、訳だ。とにかく俺はこの、りあを起こして説明して、なかなか面倒だな。


【ん?ここは?えっ!!あなたは?私の…誰?】



なんて説明すれば?………そーだ!!記憶喪失!!よし、これで行こう。


上手く演技出来ればいいが…



【りあ、大丈夫?妻の君が事故にあってどれほど心配したか解らないよ。とにかく目覚めて良かった】


 ※ギューーーーーー※  バレたかな?大丈夫かな?俺の演技。わざとらしいな…恥ずい…



【…そうだったんですか。ありがとうございます。ずっと見ててくれたんですね。私はよく覚えてなくて、なんか戦っていたような?】



 信じてる…なんか、罪深いな。ある程度記憶が残ってるのか、戦ってた記憶もあるのか。


完全じゃないぞ、じじい!!記憶操作。



【それで、私はこんな服を着てたんですね。なんか恥ずかしいんですけど、夫のあなたになら見せてもいいんですよね?夫ですもんね】


ん?



服?あー、じじい!!やってくれたな!!!



りあ、ショートパンツ!!タンクトップ!!!



【寝てるんだったらね。リラックスが大事でしょ?りあ、自分でそう言っていたんだよ。それにその脚なら見せない方がもったいない】


【………………………】



怪しまれた?失言だったな。



【あの、着替えは?私のはどこにあるんでしょうか?】



あっ、そっか。着替えは?



爺さん、服はこれだけか?



………………………………………………………



※ガシャーン!!※



なんだ?凄い音が外からしてる。



【あっ、爺さん!!何してんだ?】



【緊急じゃ!!おー痛いの〜腰を…起こしてくれーい、たのもー】



さっき戻ったばかりなのに、もう。


【お知り合いですか?あのお爺さま】


りあ、爺さんの記憶まで無いのか…


【ああ、ちょっとね。助けてくる】


俺は爺さんを連れて部屋に。


りあは、恥ずかしいそうしてる…そうか!!


 寝ていたもんな。その服というかショートパンツ。



【お爺さま、こんな格好でごめんなさい。えーと、お茶🍵…どこだっけ?あなた、ごめんなさい。お茶の場所教えてくれますか?】



な,何だよ、爺さん。その目?



【夫婦となっとるのか?お主なかなかやるのー。ところで、お主の名は?】


【今?名前なんて興味ないと思っていたぞ】


【パーティーの仲間じゃ!!必要じゃろ。そうじゃ、記憶戻さねばじゃな!!それ!!】


おい、ここで記憶戻したら!!









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