（朗読）

夢の中へ落ちてゆく

深い群青に飲み込まれて

どこまでもどこまでも沈んでいく

誰も知らない私だけの世界

他人に見せない私だけの未来

嫌いなものを取り去って

好きなもので満たして

この群青がネオンブルーになるまで

この碧色がミントブルーになるまで

受け止めきれない言葉だけが

古傷を深く抉り出す

醒めやらない想いだけが

この胸を徐々に削り出す

感じたことに是も否もあるはずない

投げつけられた否定表現

わからなくていい知らなくていいよ

自分らしさを愛し抜けるのは世界にあなた一人だけ

言葉を選ばないで押し付けるような偽善者

望まずとも引き裂かれる心

愛さなくていい合わせなくていいよ

あなたの言葉は大切な人に想いを伝えるためにある

強引にこじ開けられた心の扉

大切なものを奪われた

喪失感を知るあなただから

きっと心から愛せるんだ

（朗読）

人の痛みを知る

誰よりも優しいあなたが

自分の時を生きられますように

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