小説を書いている人にこそ読んでもらいたい作品です
- ★★★ Excellent!!!
最初に感じた印象は太宰治の富嶽百景でした。なぜかは自分でも纏まらないのですが、小説家は温泉宿に泊まりながら長期間執筆活動をしてその中で浮かんできた情景が作品の中に溶け込んでいく…というイメージがあったからかもしれません。
大正から昭和の懐かしい郷愁のような寂寥感を覚えながらしみじみと読むことができる作品なので、例えば仕事がひと段落ついた金曜日の夜に読むのが一番美味しく味わあるかもしれません。