知名度は抜群だが主役になりにくい男。その名は源頼朝

1192(イイクニ)年にせよ、1185(イイハコ)年にせよ鎌倉幕府の創始者として日本で教育を受けたならまず知らない人はいない源頼朝。
ただ、物語の主人公になるにはエピソードに欠け、イマイチ地味な印象がぬぐえません。

戦闘に能力を特化させ派手な活躍をする義経という弟が悲劇的な最期を迎えたために余計に印象がよろしくない。
ただ、旗頭という一面があったにせよ、逆境から政権を作り上げた男は無能ではありえません。

本作の頼朝は戦略眼に優れた人物であり、冷徹に未来を読んで関東に地方政権を打ち立てるべく行動します。
挙兵直後の石橋山の戦いに敗れてからが頼朝の本領発揮。
実は敗戦すらが計画通りだったという。

この後の頼朝の戦略の冴えは本作で直接お確かめください。

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