天を仰げば
りょーこま
プロローグ
薄暗い月明かりの下、静かになった波打ち際に一人の少年が仰向けに寝転んでいた。もう三十分はこの体勢のまま、微動だにしていない。
「約束したのに」
彼はぽつりと一言、呟いた。
月はもう雲に隠れ、見えなくなってしまっていた。
天を仰げば りょーこま @koma2222
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