まさか続くとはおもっていきった
あるゴールデンウィークの日
僕は風邪になった。
そして、なぜだろうか。
ラインを開き、目にとまったのはあの人との時が止まった青い画面。
僕は何故か、メッセージ欄に「久しぶり〜」と文字を打って送信した。
それは、風邪だった時の気の迷いなのか分からないが、僕は送信した。
もちろん、一度送信したメッセージを取り消そうと何度も迷ったが、僕はそれを取り消すことはなかった。
ライン上での話だけど、フラれた後でも誕生日カードを書いてくれた。
ブロックはされてないはず。
僕は思いながら日々を過ごしていると、ついに、返信が帰ってきた。
「久しぶり〜」
ただ1言だけだったけど、その1言は大きな一歩だった。
そして僕はそこから色々な事を話し始めた。
部活のこと、友達のこと、勉強のこと、体育祭のこと。
始めは1日1メッセージを送りあっていただけだったけど、話していくうちに段々と話す頻度も増えてこた。
そんな中、僕とあの人の住む地元で、夏祭りが始まった。
1日目。
僕は学校帰りに祭りに寄ってみると、そこにはあの人の姿があった。
あの人は変わらず綺麗で可愛くて、ずっと見ていたかったけど、知らないフリをした。
なぜだろう。
いや、たぶん理由はフラれてから、今会うのは気まずいと思ってしまったんだと思う。
そして僕は逃げるように、そこから去ってしまった。
なにやってんだ…と自分で思った。
話しかけたかった。
欲を言えばあの人と祭りを回りたかった。
だから、今度あった時は、ちゃんと目を合わせて挨拶くらいはしようと思った。
そして僕は次の日に祭りに行った。
でも、その日は生憎の雨で、あの人に会うことはできなかった。
続いて祭りの最終日。
僕は、あの人がダンス部で、夏祭りの最後にはダンス部のダンスがあることを知っていた、
だから見に行き、あの人の姿を遠くで眺めていた。
手が届かない。
いや違う。
手を伸ばしたくないんだと思う。
僕はそんな中途半端なままそこから離れた。
また、会えると良いななんて思いを抱えつつその場を離れた。
でも、ダンスを見た事を行った時、あの人はとても恥ずかしそうだったけど、でも、ちょっと嬉しそうだった。
僕はまだ彼女からしばらく離れられないみたいだ。
これは僕が歩んだ本当の話。 最悪な贈り物@萌えを求めて勉強中 @Worstgift37564
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