6年2組のA君が死んだ。
転校してきたばかりの彼を知る人たちは、口々にある人物像を語ります。
けれど、幼馴染だった主人公の記憶にいるA君は、まるで違っていて――。
自分の知っているA君と、みんなが知っているA君。
いったい、どちらが本当の彼なのか。
小さな違和感を追いかけるほど、事件は思いもよらない方向へと姿を変えていきます。
「誰がA君を殺したのか」
そのタイトルに込められた意味を知ったとき、最初に抱いた疑問がまったく違って見えてくる。
読み終わったあと、もう一度タイトルを見返したくなる作品です。