作品の登場人物に喋らせてみよのコーナー

「十日間の入院」のネタバレが入ります。

読んでから、お越しください。

嗚呼烏︰「本日は『十日間の入院』という作品から、冷太さん率いる二人に来ていただきました！」

冷太︰「よろしくお願いします！」

︰「私の名前、なんで呼ばれないのって思いましたが。今、気づきました。私、作中で名前出てきてないですね。」

冷太︰「え、世界観に入った時には『虹村沙羅』って貼ってあったよな。ベッドのところに。名前、作中で出てないのか？」

虹村沙羅︰「文字の世界だから、貴方が名前を呼んでくれない限りは出てこないのよ。名前。」

冷太︰「でも、『ベッド付近の壁の、虹村沙羅と書かれた紙が生々しい。』とか。いくらでも、名前を書く方法あったでしょう。」

虹村沙羅︰「それは、作者の落ち度よ。」

嗚呼烏︰「う、うん。そういえば、冷太さんの苗字は……？」

冷太︰「あ、俺。『つめたいふとし』って読むんで、よろしくお願いします。」

嗚呼烏︰「え、でも。れいたさん……」

つめたいふとし︰「つめたいです。」

嗚呼烏︰「はい。」

嗚呼烏︰「そんなこだわりが強いお二人に、質問が来ております。」

嗚呼烏︰「左前十字靭帯さんからいただきました。『冷太さんって、実際に居てるんですか？』だそうです」

虹村沙羅︰「私には来てないんですね……」

冷太︰「まだ、一問目やから大丈夫やって笑」

冷太︰「ここで消えてくださいとか台本に書かれてて、消えているだけなんで。実際には存在しているんですよね。」

虹村沙羅︰「頑張って、隠れてて。見てて面白かったです。」

嗚呼烏︰「まあ、裏エピソードもたまには。面白いものになるのではないでしょうか。」

嗚呼烏︰「ということで本日は、「十日間の入院」からつめたいさんと虹村さんに来ていただきました。ありがとうございました！」

虹村沙羅︰「え、早くない！？」

嗚呼烏︰「これ書いている時、学校出る直前なんです。」

虹村沙羅︰「いや、でも。私に関する質問はないの……？」

冷太︰「……目立たない幸せもある。」

虹村沙羅︰「自分は質問されたからって！」

嗚呼烏「ありがとうございました！(ガチ焦り)」