第31話降臨せよ
俺は強い。強いはずなんだ
「あ˝、、」
「ふぅ。ようやく気絶したか。顔ぱんぱんだ」
負けた。遺物もろくに使えない男に
パラパラ
「助かった。また生まれた時に」
「教員はどこにいるかな?」
「・・・」
認められない。認めない。俺が負けるなんて、許せない
《力が欲しいか?》
欲しい
《人の身を捨てるとしても、力が欲しいか?》
欲しい!力が欲しい!
《ならば力をやろう。鐘を鳴らせ》
体の傷が癒え始める
《魔物呼びの鐘を鳴らすんだ》
目の前に鐘が出現する
「ハハハハハ!!」
ゴーーーン!!ゴーーーン!!
出現した遺物に触れ、魔力を流し込むと
鐘の音が鳴る
「あーーーー、、ヤバいなこれ」
「俺の勝ちだ!残念だったな!遺物狂い!」
「・・・・・」
遺物狂いは無表情になり、静かにその場から消えた
「は?」
《ハハハハ!!バカな人間だ!!その体を頂こう!!》
体が蝕まれる。体中に痛みが走る
「グアアアアア!!!」
《王の帰還を称えよ。下僕共よ》
意識が消し去れられ、、る
その者は、世界で2番目に大きい迷宮を支配していた
その者は、世界で2番目に強い魔物であった
その者は、世界で2番目に遺物を扱えた
その者は、世界で1番目に王だった
「降臨だ!」
「お帰り下さい。王様」
ガキィン!!
見覚えのある男が、我の急所に剣を振るうが
問題なく防ぐ
「この体の主の記憶から分かっている。貴様、封印されているだろう」
「顔がブサイクですよ」
長剣を忌々しき男が振るうが
「そんなもので我を殺せるとでも?」
「まあ。無理っすよね」
男の姿は非常に捉えにくい。物理的に消えているのもあるが、魔力が掴みにくい
「やっぱ結界付きですか。復活したばっかりなのにあるのはずるですよ」
「破残の球体」
「それは初見な技ですな。本気で避けないと」
男の姿形、魔力すらも消え去る
非常に鬱陶しい
「魔力放出!王たる波動!!」
「マ˝!」
魔力が全力で放出する。これをすると少しだけ疲れるが
この男にダメージを負わせられるなら、躊躇なく発動できる
我を殺したこの男に!!
廊下が全壊し、周りに在った教室すらも全壊する
「ふぅ。前よりも範囲が狭くて助かったよ」
「まだ生きていたか、、、」
魔力に寄る探知を使用するが、一切男が見つからない
声は聞こえるが場所が分からない
「・・・」
落ち着け。冷静に冷徹に考えろ
あの男の行動は信用するな。騙し討ちを警戒しながら、地上に人間を殺すんだ
自身の目的を明確に理解し、やるべきことをやる
それを頭に置きながら、王は上へと浮き始める
「魔物呼びの鐘よ。我に力を与えろ」
ゴーーーン!ゴーーーーン!!
鐘の音が鳴り続ける。大量の魔物が迷宮から出てくる様子が遠くの方で視界に映る
「ハハハハ、、アハハハハハ!!!ようやくだ。よくやく地上を、我の物に出来る!!」
「実現は不可能だ」
バリィ!!
結界が発動し、攻撃を無効化する
「・・・」
「お前、面倒な遺物持ってるな。破壊しなきゃダメやんけ」
「忌々しいな、、本当に」
建物の屋上に忌々しき男は姿を現す
右手には白き剣を握り、左手には黒き剣を握り
我を見ていた
「俺の役割は時間稼ぎだ。俺の封印を解いてくれる王子が来るまでのな」
「・・・・即急にに貴様を殺した方が良さそうだ」
「さっきまで居場所も分かってない奴がよく言うよ」
忌々しき男はニヤリと笑いながらこちらを見る
「ああ、そうだ。さっきはな。今は違う」
「グオオオオオ!!」
「今この瞬間から。我は貴様を認識できるようになる」
我の使い魔である。魔法生物達が我の遺物を命がけで持ってくる
「動物虐待じゃない?そんなヤバい遺物運ばせるの」
空から魔法生物達が絶命し、落下して行く
「遺物は届けれたんだ。本望だろう」
右手に剣を左手に盾を
そして背中には新たな腕を
「貴様の為に新しく作ったんだ。存分に味わいたまえ」
「前回の反省点を生かしてるな。こっち本気じゃないのに、そんな過剰戦力でいいの!?」
戦闘が開始した
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