第3話 私 魔法使い

めい「で?これはどういう事よリリ!」


めいが半ギレになりながら

リリの頬を思いっきり引っ張る


リリ「いてて?!ごめんって !!」

あい「え〜!!この制服かわいい!」

めい「も"〜!!!!!」


とりあえずリリを脅しつつ変身を解除した



ため息をつきながらめいが喋る


めい 「さて、言い訳を聞こうか?」

リリ「だってこうでもしないと…」

あい「あ、ねぇめい、今7時だよ?」

めい「えっ?!」



リリの話を無視し時計を見て焦る

時計を見ると時計の針は夜7時過ぎていた



めい「やば?!あい姉帰ろ!」


リリが雑に投げられ 地面に頭をぶつける



リリ「アニメじゃないんだからやめてよ!」


リリが喋りながら浮遊すると既に2人は走っており

遠くに居た


リリ 「ちょっと!! 置いていかないでよ~!!」



走って帰ろうとする2人について行き

走る2人と話す


リリ 「置いていかないでよ~!!」

めい「なんでついてくるのさ!!」

リリ「だって2人は魔法使いなんだよ?」

めい 「理由になってない!」

あい「あ!アニメのサポート妖精みたいな!!」

リリ「そう!そんな感じ」


無事3人(2人と一匹)は自宅に着いた

めい と あいは帰ったらもう夜の8時で

父親にこっぴどく叱られた


あい「えへへ、怒られちゃったね」

めい「そうだね、まぁ、半分近く…」


めいは壁にくくられているリリに目線をやる


めい 「ほぼこいつのせいでしょ」

リリ「離せーツ!この縄をとけーッ!」


あい「魔法少女になっちゃったね」

めい「ほぼ騙された形だけどね」

リリ 「でも適正があるんだ!!やってよ!!」


めいは悩んだような顔をしている


あい 「やろう、魔法少女 可哀想だよ」

めい 「…」


めいは少し不満気な顔をし悩みこんでいる

数十秒が経った頃


めい 「わかった、やろう。」

リリ 「やったぁ!!」



その日の夜 皆が寝静まる頃

あい と めい は悪夢にうなされていた


黒い化け物に なんとも殺される夢



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