サメとゾンビと私
@tkmtluce03
第1話サメとゾンビと私
異世界転生や転移において
魔法が使えたり西洋風和風武器が登場するなんてことがあると思うが
私の行った世界は違っていた
パラレルワールドに移動したような世界が同じでイカれてる
アメリカ人が大好きなサメとゾンビの世界
もちろん無茶苦茶だ地面をサメが泳ぎ空中からも襲い掛かり
ゾンビは走ってくるしボスクラスのでかいのまでいる
そんな無茶苦茶な世界で私の命は尽きかけようとしていた
サメとゾンビに同時にかみつかれる
ほかに同じ目にあったやつがいたかとは思うがそいつは死んだだろう
目の前が真っ暗になたっ次の瞬間私はベットで目覚めた
「ここは」
「コーヒー」
一瞬おやじギャグかと思ったが
目の前にいい香りのコーヒーが差し出された
「ココアのほうがよかった?」
赤髪の少女は顔を覗き込んで質問する
「あっいやありがとう」
口の中に琥珀色の液体が流れ込むと
急に空腹なのを思い出したかのように
胃の存在を感じる
「ところで君自分の姿みてみてる?」
手鏡を渡され顔を見るとギザ歯で白目部分が黒く水晶体部分は赤という
かろうじて人間の形は保っているものレーザーレーサーというサメ肌水着のような肌になっている
「君人間だよね?」
「心当たりはあるのだが信じてもらえるかな」
サメと同時ゾンビにかまれ気を失った話は
彼女たちが巡回したエリアにいたのであっさり信じた
しかし自分でも信じられない今の状況体の変化は
相手も受け入れられなくて当然だ
サメとゾンビに同時に噛まれ同時に症状が現れた結果
双方の力が拮抗してとどまり人間の意識まで残るという
奇跡が起こったと言う結論に至るまで
コーヒ3杯とスイーツ缶詰5つを消費した
驚いたのはこの施設と
缶詰は大型スーパーの倉庫から大量に持ってこれるので
トレード用もかねて大量にストックしているのでいくらでも食べられるというのだ
同じく太陽光パネルやバッテリーを確保しており
電源も仕える衛星電話がいきてるので電源がある限り通信もできる
生鮮食品は外と内で栽培を確立
つまり贅沢を言わなければ日常が遅れる施設
だが時々ゾンビの襲撃のような一大イベントが起こるという
ゾンビの大群に風向きなのか人間の匂いを感づかれてしまう
それ用にバリケードはあるし今は空堀を巡らせているという徹底ぶり
「今は意識があるみたいだけど暴れたらすぐに処分させてもらうからね」
腰のナイフに手をかけそういう
一通り聞いた施設を回るとほった土を壁にする塹壕のような所
軍人かミリヲタがいるに違いないと思うバンジーステークなど
夜ふらついたら自分たちがかかってしまいそうだ
見た目が見た目なので帽子とサングラスを渡されたが余計に新入りとわかる
個別に事情を説明するのに飽きてしまった
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