第20話「童子砲(デーモン・キャノン)」

20XX年4月19日8時00分。東京・高尾、別の山の中、岩の上。


「お、なんか動き始めたな。」

「そうだな。」

「来たよ。」

「そしたら、各々健闘を願う。」


20XX年4月19日8時01分。東京・高尾、別の山の中、岩の上。


「のんきに話してるんじゃねえよ!!!!!!!トリスカイドの夢:デュース、【永眠鬼(ドリーム・キャノン)!!!!】」

「来たな!!!!【二刀流!鬼殺し】!!!!」

「ふん、こんなもんか???こんなんで俺らトリスカイドと戦えるのか???」

「俺らは4人でこの高尾を救いに来た!!!絶対に倒して見せる!!!!」

「やれるもんならやってみろ!!!!【悪夢(デビルドリーム)!】!!!!!」


「おい!!!!デュース!!!!ずるいぞこの野郎。うちにもやらせろ!!!!トリスカイドの華:シンク、【桜咲鬼(ブルーム・キャノン)!!!!】」

「はぁ!!!!????こいつは俺が首をとるんだ!!!!邪魔だ!!!!」

「お前らいいのか???隙ありすぎだぞ???【二刀流!鬼殺し】!!!!」

「なめんじゃねえ!!!!俺らは何年もこれでやってきてんだ!!!!【悪夢(デビルドリーム)!】!!!!!」

「そうだ!!!そんな不意打ちもどき、うちらには効かねえ!!!!【毒桜(ドクザクラ)】!!!!!!」

「やっぱり聞くわけねえか。だが絶対お前らには勝たせてもらう!!!!【二刀流!!!!水芭蕉!!!!!!】」


「はぁはぁ、しぶといやつらだ。」

「情けねえな。二人がかりで。トリスカイドの氷:トレイ、【吹雪鬼(アイスロック・キャノン)!!!!】」

「まったくだ。トリスカイドの槍:ジャック、【逆槍鬼(デススピアー・キャノン)!!!!】」

「はぁ???後から着といてなんだよ。馬鹿ども。」

「だれが馬鹿だこら!!!!!」


20XX年4月19日8時01分。東京・高尾、別の山近くの林。


「おい!!!!逃げてばっかか???それでも天ノ剣聖か????!!!!!」

「逃げてると思ったあなた方の敗因となりますよ???【一刀流奥義:巨大蛇山(おろちやま)】!!!」

「ははは、それでこそだ。トリスカイドの音:セブン、【爆音鬼(ノイズ・キャノン)!!!!】」

「楽しくなってきたじゃない!!!!トリスカイドの月:ナイン、【月夜鬼(フルムーン・キャノン)!!!!】」

「あなた方はやはり何かくるってるように見えますね!!!!【一刀流:早鐘焼石(はやがねやけいし)】。」

「誰がくるってるって???俺らは正常だ!!!!トリスカイドの風:ケイト、【暴風鬼(タイフーン・キャノン)!!!!】」

「おしゃべりばっかしてんじゃないよ!!!!親方様はいち早くこいつらを連れてこいって言ってんだ!!!!しとめるよ!!!!トリスカイドの雷:クイーン、【轟雷鬼(ライトニング・キャノン)!!!!】」

「わかってるわ!!!!轟音(ビックノイズ)!!!!!」

「あたしが決めちゃううからね!!!!!????新月花(しんげっか)!!!!!!」

「ごめんだけど僕が決めさせてもらうからね!!!!!トリスカイドの森:キング、【潤林鬼(アマゾン・キャノン)!!!!】」

「これでこそ、鬼の戦い方ですね!!!!【一刀流奥義:八岐大蛇・斬(やまたおろち・ざん)】!!!」


20XX年4月19日8時01分。東京・高尾、別の山岩の下。


「まぁこの女どもを連れて帰るだけでもいいだろう!!!!!トリスカイドの熊:サイス、【蹄刃鬼(スクラッチ・キャノン)!!!!】」

「やれるもんならやってみなさい!!!!私たちをなめてもらっちゃ困るのよ!!!」

「炎獅子王(ファイアライオン)!!!!!!!」

「ダイヤモンドダスト!!!!!!」

「やるじゃないか。俺は強い化け物が大好きだ!!!!!トリスカイドの愛:エイト、【寵愛鬼(ライクラヴ・キャノン)!!!!】」

「確かにいい技だ!!!!トリスカイドの笛:テン、【蓄毒鬼(ポイズン・キャノン)!!!!】」

「ははは、化け物ね。私たちからしてみればあなたたちも相当な化け物よ、炎獅子王(ファイアライオン)!!!!!!!」

「化け物????いや、俺らは鬼だ。トリスカイドの炎:エース、【豪炎鬼(バーニング・キャノン)!!!!】」

「ダイヤモンドダスト!!!!!」


20XX年4月19日8時02分。東京・高尾、大山屋敷。


「始まったようですね。」

「あぁ、そうだな。結構やりたい放題だな。」

「まぁ、わかってはいたことですからね。」

「あいつらは強い。強いからこそ自分のことを大切にしてほしいんだがな。」

「まぁそうですね。あの薬は与えてるんですか???」

「まぁ、だめといったんだがあいつらが止まるわけがない。」

「いざとなれば私の力で強制解除はできるから大丈夫だとは思いますよ。」

「あぁ、よろしく頼むぞ。」

「かしこまりました。・・・。それにしても、親方様は日に日にあの方々に優しくなってますね。」

「まぁな、子供だもんだ。」


20XX年4月19日8時12分。東京・高尾、別の山。


「らちがあかねぇ。もう第二形態発動だ!!!!!!」

「第二形態????」


『高尾鬼流!!!形態変化!!!!!』


13人が声をそろえて言うとそれぞれの身体が大きくなり角が生えた。

そして、全員が声をそろえてまたこういった。


『童子砲(デーモン・キャノン)!!!!!!!』


「二刀流水芭蕉!」「八岐大蛇・斬!」「炎獅子王!」「ダイヤモンドダスト!」

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