シンの谷の妖女

 明けの王ネブラトゥムは微塵も臆することなく妖女まじょに近づいていく。

 妖女まじょは、近寄ってきた気配を感じ取ってか、かすかに頭を揺らした。

「髪を。掴むのは無し、な」

 思っていたよりも落ち着いた声だった。

「顔を、見たいならそう、言ってくれ」

「開口一番がそれか」

 ネブラトゥムは言葉から滲み出る驚きを隠すのに手間取った。

「……面をあげよ」

 妖女まじょは素直に従った。

 灰の肌に浮かぶ、たじろぐ程の大きな黒い瞳に見つめられる。口元を覆ったヴェールが、彼女の眼力を強調させているように思えた。

「謁見を、嬉しく思う」

 妖女まじょが瞼を伏せた。

「手放しには、喜べないが」

 ネブラトゥムが身を屈める。大柄なネブラトゥムには、そうでもしないと彼女の話を聞き取れなかった。

 顔が近づくと余計に、妖女まじょの闇を湛えた双眸の迫力が増す。不均整にも見える大きな目が、ぎょろりと彼を捉えていた。

「シンの谷から来たというのはまことか」

「ああ」

「まさしく妖女まじょというわけだ」

「ああ……」

 妖女まじょはげんなりした様子でぐるりと目を回し、肩をすくめてみせた。またそれか、とでも言いたげに。

 それがネブラトゥムには少々意外であった。妙に人間味を感じたせいだった。

「しらを切るつもりか」

「いいや。知らないんだ、単に。悪いな」

 彼女が首を横に振る。金属音がまたしたが、不思議なことにネブラトゥムの心はささくれ立たなかった。

 片眉を上げ、窓辺へと歩いていきながら、ネブラトゥムは説明を始めた。

「シンの谷の妖女まじょ。暁光の都においてその名を知らぬ者はいない。暁都に古くからある伝承だ。月影の隣人、シンの谷からやって来た妖女まじょが、都に凶兆を予見するという。天災、人災、予見の通りに事が起きたり、起きなかったり。話は様々あるが、共通しているのは、妖女まじょが都に不吉を呼ぶ存在であること、どの話にも必ず星時計が登場することくらいか」

「星時計」

 その単語を聞いて、妖女まじょは素早く顔を上げた。彼女の動きに合わせて、ヴェールがふわりと空気を取り込んだ。

「星時計と。言ったか、今」

 明らかに今までとは違う、彼女の食いつきぶり。ネブラトゥムは妖女まじょを振り返ることなく玉座に座り直した。影にあってより暗く、妖女まじょの面持ちは真剣だった。

「この、都に?」

 やはり少し、聞き取りづらかった。

 瞬き一つせず、妖女まじょはじっと答えを待っていた。黙っている理由も特段ないと判断し、ネブラトゥムは、ゆっくり頷いた。

「暁光の都の至宝の一つだ」

 妖女まじょが視線を落とし、小刻みに頭を揺らす。納得しているようにも、納得がいかず飲み込めないままにも見えた。ネブラトゥムは探るように、深く息を吸い込んだ。

「お前の狙いは、それか?」

「うん。そうだな」

 ネブラトゥムの鋭い眼光に射抜かれても、妖女まじょは慄かない。

「それは元々、わたしの師匠の持ち物だった」

「奪い返しに来たというのか」

「一目、見たいだけだ」

 嘘は無いように聴こえる。

「それに。一番じゃ、ない」

「何がだ」

「星時計」

「ならば何が目的で?」

「星を。見に」

 妖女まじょの語気がわずかに強まった。決意を窺い知ったネブラトゥムは、そこにこそ彼女の意図があると仮説立てた。

 街の喧騒がひどく遠く感ぜられた。

「捕縛の際にも同じことを述べたらしいな」

「ああ」

「そこに偽りはないな」

「ああ」

 ネブラトゥムは逞しい腕で頬杖をついた。

 彼女は門番に魅了の術をかけて惑わせ、都に忍び込もうとしたという。さらには予知の術まで使っていたとか。頭の軽い番兵の口にしていたことなのでそこまでの信憑性もないが。

 注意深く妖女まじょを見つめる。採光窓から差し込む陽から、眩しげに目を逸らしていた。居心地が悪そうだ。漆黒だと思っていたが、彼女の髪や瞳は濃藍よりもさらに暗い、本当に夜空のような色だと気がつく。ほとんど黒だが、日に透けると藍がかっているのが見えた。ネブラトゥムが思案に耽っているのも、特段どうとも思っていないようだった。

 門を突破したとて、宝物庫までにどれだけの障害があるか、都の規模を考えれば予測できないこともあるまい。そもそも、良からぬことを企む者が夜間に門から堂々と入ろうとするのなら、東ではなく西側を選ぶはずだ。加えて、妖女まじょと呼ばれていながら、妖女まじょの伝説すら聞いたことがないという。ネブラトゥムは、彼女から覚えた違和感の正体に辿り着いた。あまりにも暁光の都についての知識が足りていない。

 愚かな女と片づけてしまえばそれまでである。だが、彼女から知性の欠片も感じないかと問われれば、そんなことは全くもってない。事実彼女は、辿々しくも西側の言語、暁光の都における公用語を操れている。

 ネブラトゥムの目線が妖女まじょから背後に散らばった大量の書物へと移った。

妖女まじょが愚かなわけもないか」

 ネブラトゥムは小さく囁いた。

 では彼女は、己の力を過信して捕らわれたということだろうか。妖女まじょは傲慢と聞く。しかし今のところ、彼女は傲慢とはかけ離れている。

 ネブラトゥムの目には、彼女がそんな無謀を実行し、不必要に力を誇示するような妖女まじょには映らなかった。

「……お前は妖女まじょなのか?」

 まどろっこしい応酬はネブラトゥムの苦手とするところだった。

 彼女はため息をついた後、ゆるゆると頭を振った。昨日からそう主張しすぎて疲れたとでも言いたげだった。

「わたしはメルセゲル。星詠み」

「星?」

 ネブラトゥムは前のめり、疑問を口にした。

 彼の視線は再び、妖女まじょの荷として運び入れられた品々に向けられた。

 年季の入った書物に、計測に使うと思われる何かの器具。先入観を捨てれば、秤や鏡などの、いくつかはネブラトゥムにも見当のつく物もある。

「ではあれらは、星見の為の?」

「呪具だなんだと、言ってくれるなよ」

 メルセゲルは眉根を寄せた。

「屋根があるうえ、うるさい、あの牢みたいに」

 また彼女が頭を振った。不服そうだった。

 当然ネブラトゥムは入りたいとは思わないが、地下牢とはいえ宮殿内にあるため食事も環境も劣悪とまではいかないくらいの状態だ。そこまで悪い扱いにならないのは、一般市民が投獄されることがほとんどないがゆえの厚遇なのだが、彼女には不満だったようだ。

「うるさい?」

 ネブラトゥムは顎に手をやった。

「現在、地下牢に入れられている輩は、お前の他にいないはずだが」

「見張りたちが」

妖女まじょを決して、逃すなと?」

「そんなところ」

「くだらん」

 ネブラトゥムは嘲りで肩を揺らした。

「お前を逃がしてしまえば、都を治める王としての責を問うて、このネブラトゥムを玉座から引きずり下ろすことすら容易いというのに。奴らはそれをしない。考えが及ばないのか、はたまた王の器にないという自覚だけは立派にあるか。どちらにせよ、腹立たしいことに変わりはない」

 彼は腕を組んで、体を背もたれに預ける。メルセゲルに向けた発言ではなく、ほとんど独り言のようなものだった。

 わずかに彼女が頭を傾けた。ちゃらりと金属音がした。

「内情を、言われても。分からない。耐えるしかない、うるさいのは」

 メルセゲルに目を合わせられ、ネブラトゥムの体が反射的にぎくりとした。その眼力にはまだ慣れない。彼女の声が大きくなるのに合わせて、口を覆うヴェールが揺らめいた。

「それよりも、屋根だ」

「屋根?」

「よくない」

「何がだ」

「空を、見られない」

 メルセゲルは言葉尻に怒りすら滲ませていた。

「わたしを。鎖で繋ぐなら、星が見えるところに。処刑も。するなら、星の見えるところで。夜明け頃、星が見えなくなる、時間に」

 メルセゲルはなぜか楽しそうにそう言った。最初、ネブラトゥムは彼女の言っている意味が分からなかった。彼女が和やかにネブラトゥムを見上げる理由も。

「うん、砂漠がいい」

「……減刑や助命を乞う者は数多見てきたが」

 ネブラトゥムが再び視線を彼女に注いだ。彼の目は見開いていた。

「己の収監や処刑に口出しする者は初めてだ」

「ふうん?」

 メルセゲルには彼女自身の異常性が通じなかったようだった。

「昨晩。星を、見られなかった。よくないビジネスだ」

 かくん、とメルセゲルが肩を落とす。心底残念そうだった。

「記録を。天候以外の要因で、逃したのは、初めて。なあ、昨夜の星はどんなだった」

「知らん」

「星図を、取れなかった。神官とやらの託宣、精査したかったんだが」

「分からん」

「星を、見なければ。昨晩の星を、今夜のと一昨日の記録と見比べて、割り出す。少し、面倒」

 メルセゲルは背後を振り返って、荷物をぐるりと見回す。

「どこにやったかな、あれ」

 なにかを探していた。それがあまりにも自然な振る舞いだったので、ネブラトゥムはかすかに反応が遅れた。彼は余計に困惑した。

 異国の地に来てすぐに侵犯の嫌疑をかけられ、捕縛され、一晩とはいえ投獄され、妖女まじょとして王から詰問を受けて、だというのに彼女の自然体は崩れていない。崩れていないことが、出会って少ししか経っていないネブラトゥムにも分かるくらいに、彼女は平然とそこにいる。

 メルセゲルの持つ神秘性だけを見れば、確かに彼女は人を惑わす妖女まじょなのかもしれないと、彼は思った。

「何をするのだ」

 ネブラトゥムが声をあげた。

「星詠みというのは?」

 聴いた彼女は、姿勢を崩し、折っていた膝を伸ばした。そこで初めてネブラトゥムは、彼女が足首にまで縄をかけられていたことに気がついた。そこにあるのが擦り傷なのか、砂汚れなのかは判別できなかった。

 彼女が考えながらといったふうに開口する。

「星詠み、というのは。学術の、一つ」

 メルセゲルの声に、耳を傾ける。

「星の瞬きを、読み解いて、導かれるままあらましを詠む」

「あらましだと。何の?」

「起こる事象、起こり得る事象……未来、の」

「なんだそれは。随分と曖昧だな」

「全てを、見てきているから、星は」

「見ている。のだろう」

「速いんだ、星は。人よりもずっと」

「結局何をするんだ、星詠みというのは」

「縒り取る。大きな流れとか、巡り合わせを…星史…星の伝える歴史の中から、わたしたちのいる現在に、繋がるもの」

「それで?」

「運命を識る。行く末を、この先を見る」

「……この王をからかっているのか?」

「からかってない」

 メルセゲルはムッとした。

「凶星を、見た。赤い土地デシエルト一帯に、危険が迫っている」

「どのような?」

「それを、知るために来た、暁光の都に」

「なぜ暁都を選んだ?」

「星の詩は変わる。観る場所によって。赤い土地デシエルトの、どこに、どんな危険が訪れようとしてるのか、知るには、そこへ行くしかない」

 一息ついたメルセゲルが、再び口を開く。

「“圧倒の来たるは東”」

 ネブラトゥムは勢いよく立ち上がった。ほとんど反射であった。聞き覚えのある表現だ。似たようなことをどこかで最近耳にした気がする。

 彼は思い出した。神官の受けた託宣だ。東より来たる侵略者が暁都に翳りをもたらす、だったか。思い当たる節はただ一つ。

 どさりと、ネブラトゥムは腰を落とした。羽織りが膨らんで玉座に被さる。彼はきつく目を閉じて、眉間を押さえた。そしてようやく、声を発する。

「つまり東の列強…つるぎの王が…攻めてくると」

「……そうかもしれない。お前がそう、思うのなら」

「なぜだ」

「なにが」

「それをお前が、このネブラトゥムに伝える理由は。列強に名を連ねるあの戦狂いが喧嘩を売ってくることを伝えるためにわざわざ暁都へ来て、捕まったというのか、お前は?」

 だとすれば、この仕打ちは全くもって割に合わないように思えた。

 しかしメルセゲルは首を振った。

「これを、明けの王に直接、言うことになるとは、わたしも思ってなかった」

 ネブラトゥムは静かに彼女の続きを待った。 

「凶星を、目にしたのは初めてだ。赤い土地デシエルトじゅうを巻き込むような災いを。シンの谷にまで、危険が及ぶような」

「だから守ってほしいと請いに?」

 メルセゲルがまた首を振った。その反応にいよいよ、ネブラトゥムは上体を仰け反らせた。

「なんなんだ、お前?」

 不可解なメルセゲルの言動を指摘する。

「暁都のためでもなく、シンの谷のためでもないという。ならば、お前はどうしてここへ来た」

「星を見に来た」

「それは知っている。その先だ。星を見て、あらましとやらを、運命とやらを知った、その先を訊いている」

「ない」

「は?」

「ないよ。星詠みは、勇者じゃない。旅も、冒険もするけど。運命を変えないし、平穏を守れないし、平和を呼べない」

「だがお前の言葉で、暁都の不必要な被害は減るだろう。このネブラトゥムがシンの谷を守ると言えば、それほど心強いこともなかろう」

「かもな。けど、そうすることも、そうしろと言うことも、わたしはしない。し、できない」

 それが星詠みというものなのだと、彼女の黒い瞳から聴こえた気がした。

「星を、読むのが性。読まずに、いられない。星から受け取ったものを、記すけど、それだけ。は、他の奴らの」

 内容は悲嘆に似た寂しいものだったが、メルセゲルの声音は明るかった。

「星を、観測したことは、ネブラトゥム?」

 そっぽを向いたまま問う彼女の瞳が、心なしかきらきらとしていた。

 この女。

 ネブラトゥムの眉間に深い溝が刻まれる。だが彼の胸で起こったざわつきは、大勢に囲まれている際に感じる苛立ちとは別のものだった。

 しかしその理由が判然とせず、彼は不愉快そうに首を傾げた。

「あるものか。ことさら昨日は暁光の都にとって特別な夜だったものでな」

「そう、なのか」

「……お前が捕縛されてからというもの、暁都中が大騒ぎだっただろうが。誰が星など見ていられようか」

 思い起こすのも苛立たしい。

「それに夜は生憎、寝ている」

「だろうな」

 メルセゲルが静かに喉を鳴らした。くつくつというのが笑い声だと気がつくまで、少々時間を要した。口元のヴェールが揺れている。

 ネブラトゥムは立ち上がった。そしておもむろに、壁にかけられていた宝剣を手に取る。ひやりとしていた。彼は凝った意匠の施された柄を握り、メルセゲルへと歩み寄った。躊躇いなくその切先を彼女の首に当てると、幅の広い刀身に灰色の顔が浮かぶ。

「星の下でと」

 メルセゲルは非常にうんざりした眼差しをネブラトゥムへ向けた。

「言ったはずだが」

 命が惜しいという雰囲気は微塵もない。

 ネブラトゥムは奥歯を噛みしめた。前触れなく襲うことで本性を暴きだそうとした彼の目論見は、まんまと失敗したのである。加えて、彼女が本心でそう思っているということまで明らかとなった。

 底知れぬ不気味さがネブラトゥムの背中を駆けた。

 彼は掌に力を込め、メルセゲルの顎を上げさせた。

「星のためとあらば、何をも厭わぬのだな、お前は?」

「ああ」

「命すらも」

「ああ」

 彼女は間髪入れず答えた。

「星も命も同じこと。眩しい、もったいないくらい」

 光のない漆黒の双眸に、わずかに彼は気圧された。

 咄嗟に彼は、メルセゲルのことをはかる良い機会であると自分に言い聞かせ、心の揺らぎが柄を握る手に表れないよう細心の注意を払った。

「お前の言うとやら、今この時は我が手にあるものだな?」

「そうだな」

「……星時計は神殿の宝物庫の奥に眠っている」

 ネブラトゥムはあえて、彼女の目的の在処を明かした。これで本性を出さないのなら、彼に打てる手はさらに少なくなることを理解した上で。だがそんなことは無いと踏んでいた。人間誰しも、求めている物が手の届く距離にあると知れた途端に目の色を変えるものだ。良いお友達然としているあの女たちのように。

 ネブラトゥムは、メルセゲルが今にも魔術を操って、この場から去ろうとするのだと考え、その時を待った。いつでも手の中にある剣を振るう準備はできていた。

 だがメルセゲルは身じろぐこともなく、漆黒の目をただ丸めるだけだった。

「へえ、神殿。都を囲う堀の外、王宮殿の北。あれは分かってるんだ、やはり。自分の、あるじを」

 懐かしむかのような光を湛えて。

「感謝を。大切に、扱ってくれていること」

 ネブラトゥムは当惑した。黄金の髪が苦悩してさらりと震えた。

「……発言を、いいか、明けの王?」

「なんだ」

「星詠みの力を、示せるかもしれない」

「どういうことだ」

「お前がそれを、望むなら。星はそれを、お前の目の前に差し出すだろう」

 辿々しい言葉では、彼女の真意を汲むことは難しかった。けれどメルセゲルの声に欺瞞が微塵もないことだけは信じることができた。それから、彼女が何を伝えようとしているのかも。

 ネブラトゥムは静かな王宮殿の空気にしばし身を任せた。

 そもそもネブラトゥムの腹は、初めから決まっていた。

「遠回しの命乞いではないか」

「違うよ。さっきも言った、これはだ。お前の、思いに従うとも、明けの王」

 彼女は平然と頷く。

 ネブラトゥムは面食らった。

「……まるでこの先を知っているような口ぶりだな。まだ何も言っていないが、本当に良いのだな」

「構わない」

 そう言ってのけたメルセゲルが、言ってのけてしまえる彼女が、なぜか神々しく見えた。ネブラトゥムも気づかぬうちに、彼は笑んでいた。面白がるような、悪童の顔つきをしていた。

 ネブラトゥムは押し当てていた宝剣を離し、その場に片膝をついた。

「お前を娶る」

 彼はそう言っていた。

 宝剣の切先が、メルセゲルを縛る細縄を切り解いた。

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