概要
失恋作詞家、最後の恋。
失恋を謳った歌詞しか書くことが出来ない作詞家と、血の繋がりのない甥との物語です。
※小説家になろうにも掲載しています。
※小説家になろうにも掲載しています。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!叔父と甥、大人と子ども、絶妙な二人の距離感———
人を好きになる、そして相手も同じ気持ちを自分に向けてくれるって、すごいことですよね。それがどれほど特別で尊いことか、この作品は教えてくれます。
葉さんと周くんは、血の繋がりのない叔父と甥という、言葉にしがたい関係性です。ですが、その距離感がむしろ心地よく、交わされる二人の会話がすごく好きです。絶妙な距離感の中で繰り広げられる二人の関係に、思わず引き込まれます。
うじうじ悩む葉さんと、高校生ながら少し達観した周くん、さまざまな感情が交錯して、たまらない気持ちにさせられます。
常識とは何か————葉さんの葛藤はもっともなんですが、それすら超えるものが確かに存在すると感じさせてくれる、素敵な作品…続きを読む