しばらくしてその中の一匹が
私の存在に気づいたのかこちらをずっと見ていた。
それは猫だった。
猫は少しずつ私の方へ近づいてきた。
近づいては立ち止まり、近づいては立ち止まり、
何かを確認してるかの様だった。
私は動物が好きだった事を思い出した。
可愛いなあ……
そう思いながら、近づいてくる猫に微笑み、
手を差し伸べて待っていた。
猫はその瞬間ハッとして、足がもつれそうになるくらいのスピードで私の元へ走りはじめた。
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