第9章 さらなる謎
すると、ユミが火傷を負いながら何か言う。
ユミ「これからが面白くなりそうね。ハハハ!!!」
ユミ・マユミは、鬼化したシャナに火傷を負わされる。シャナは鬼から覚める。
一方、男湯では。
藤本「火事だ!至急行って確認しないと」
藤本は走り去る。
マックス「待て、バカ」
藤本はロッカールームに到着し、全員の服が床に投げ出され、洗濯かごから出ているのに気づく。するとカサンドラがシャナのブレスレットを持っていることに気づく。カサンドラもそれを見つける。
カサンドラ「おい、人がいたってどういうこと?金払わずに入ったのか?」
藤本「何言ってるの?お前が接客して入れてくれたんだぞ」
カサンドラ「私?でも、今着いたばかりなの。ちなみに遅かったの」なんだか今日はよく寝たわ。
藤本:どうしたの?薬を盛られて、あの人があなたに変身したの?
カサンドラは理解できない。
カサンドラ:どういう意味?意味がわからないわ。仕事に戻るわ。
藤本:(ちょっと、彼女が腕に持っているのはシャナのブレスレットよ。私の能力からシャナを守ってくれるブレスレットよ。)
藤本:ねえ、このブレスレットを預かってもらえない?
カサンドラ:でも、このブレスレットはあなたのグループの誰かのものじゃないの?
藤本:このブレスレットを預かって。金貨3枚あげるから。
カサンドラ:わかったわ。
カサンドラはブレスレットを服のポケットにしまう。
その時、マックス、シャナ、コハルが現れ、カサンドラが服を拾い上げてカゴに入れるのを見守る。
シャナ:藤本の声も聞こえたし、カサンドラ、あなたの声も聞こえたわ。
カサンドラ:以前お会いしたことがあったの?
シャナ:ところで、あなたが本物のカサンドラだと思うわ。
カサンドラ:本物のカサンドラって何?
シャナ:説明させて。敵があなたに薬を飲ませて、変身術であなたに変身したの?
カサンドラ:でも、なぜそんなことをしたの?
シャナ:捕まえようとしている私たちを殺そうとしたのよ。
カサンドラ:わかったわ。偽者が死んだことを祈るわ。
コハル:どんな理由で?
カサンドラ:あなたが渡したコインを、彼が自分のものにするから。
コハル:心配しないで。私たちが彼女を殺して、コインを取り戻したの。
コハルはカサンドラにコインを渡す。
カサンドラ:本当にありがとう。可愛いわ。
藤本:彼女?女の子だったの?
小春:ええ、由美真弓でした。
藤本:え?由美、変身術を使ったの?
小春:ええ。
藤本:(何かおかしいけど、後で考えよう。まずはシャナにブレスレットを気づかれないように集中しないと。)
マックス:ところでカサンドラ、シャナと小春の服が入っているカゴをどうしてたの?それに、どうして私と藤本の服が床に落ちてるの?
カサンドラ:どうやら二人の服も床に落ちてたみたいで、私はただ拾うだけの仕事をしてただけみたい。
すると小春、シャナ、マックスが藤本に視線を向ける。
マックス:(藤本は何も感じてないから、本当のことを言ってるんだ。)
カサンドラは困惑する。
マックス「みんな、もう用事は済んだから、そろそろ行こうか?」
シャナ「うん。カサンドラ、迷惑かけてごめんね。」
カサンドラ「大丈夫。」
シャナ「とにかく、みんな、先に着替えて。私と小春はもう少し温泉を楽しむから。」
数分後、藤本とマックスが着替えを終えた。
マックス「みんな、温泉から出ていいよ。更衣室は空いてるよ。それに、外で待ってるよ。」
シャナと小春「わかった。」
それから、藤本とマックスが温泉宿を出ようとした時、カサンドラが目に入った。
カサンドラ「でも、もう帰るの?」
藤本「うん…うん…うん。」
カサンドラ「ねえ、君って面白い人ね。この紙をあげるわ。もし会いたくなったら、私の住所が書いてあるの。」今夜、会いに来てくれるなら、喜んで。
カサンドラは紙を渡し、右目で藤本にウインクした。藤本は彼女の意味を理解した。
マックス:見てよ、店員から住所が書かれた紙をもらってるじゃないか、へへ。
藤本:そんなの面白くないよ。
藤本:(つまり、今夜、シャナのブレスレットの話をするために、彼女に会いに来てほしいってことか。)
一方、ホットスプリングス・ハウスのロッカールームでは
シャナ:まさか!
小春:どうしたの、シャナ?
シャナ:ブレスレットがないの。
小春:誰かに盗まれたの?
シャナ:ええ、あのブレスレットは絶対に忘れないわ。
小春:カサンドラに聞いてみよう。もしかしたら、荷造りの時に見たかもしれないわ。
数分後:
藤本:女の子たちがいるわ。ちょっと時間がかかったみたい。
マックス:悲しそうだね。
藤本:小春、どうしたの?
シャナ:冒険者の家に戻ろう。そこで何があったか話すよ。
藤本:(シャナのオーラは、とても悲しそうな顔をしている。)
こうして皆は冒険者の家に戻り、小春の部屋で話をした。
シャナ「どうやら勇者たちが私のブレスレットを盗んだみたいね。」
マックスは決意を固めて言った。
マックス「ねえ、ブレスレットを取り戻そうよ。」
シャナは素敵な笑顔でマックスにお礼を言った。
シャナ「みんな、何か食べるか飲む?」
藤本「まさか。今夜はカサンドラと出かける予定だったのに。」
小春とシャナは驚いた。
シャナ「マックス、どうして驚かないの?」
マックス「もう知ってたよ。カサンドラが藤本に住所が書かれた紙をくれたんだから。」
シャナ「わかったわ。もう大丈夫。こんな大変なことがあった後だから、ちょっと休憩するのもいいわ。」
藤本は顔を赤らめた。
藤本「わかった、行くわ。」
そう言って藤本は冒険者の家を出て行った。途中で、小春の声が聞こえてきて、藤本は振り返った。
藤本:小春?
小春:なんでこんな時間にカサンドラの家に行くの?
藤本は顔を赤らめた。
藤本:君が思っているのとは違う。
小春:温泉を出てから、様子がおかしいわ。どうしたの、藤本?
藤本:(計画を話した方がいいかな?)
それから、藤本は小春に計画を全部話した。
小春:ちょっと待って、ブレスレットの正体を調べるために、道具屋に持っていくつもりなの?
藤本:ええ、道具屋とか、魔武器を開ける技術を持つ人を見つけるのは難しいと思うけど。
小春:わかった。計画、うまくいくといいね。
小春は藤本に微笑みかけ、藤本も小春に微笑み返した。
小春:大丈夫、大丈夫よ。
そうして藤本はカサンドラの家へ行きました。藤本はドアをノックしました。
藤本:誰かいますか?
するとカサンドラがドアを開けました。
カサンドラ:どうぞ。
それから藤本はカサンドラの家に入りました。
カサンドラ:金貨を持ってきました。
藤本:はい。
それから藤本はカサンドラに金貨を渡しました。
カサンドラ:ブレスレットを受け取ってください。
カサンドラはブレスレットを藤本に渡しました。
藤本 - (ステータスを確認させてくれ)
名前:カサンドラ・ドルベルグ
クラス:魔法使い
レベル:21
攻撃力:174
防御力:150
知力:162
体力:150
速さ:150
魔法攻撃力:174
魔法防御力:150
能力:サホクリ - 「この能力は、アイテムや道具のエッセンスを開く能力だが、使用者はアイテムや道具のパワーコアに触れることでのみエッセンスを開くことができる。」
藤本 - ねえカサンドラ、エッセンスを見る能力を使って、このブレスレットについて見てくれないか?
カサンドラ - (この悪党はどうして私の力を知っているんだ?)
カサンドラ - わかった、でもどうして私の能力について知っているんだ?
藤本 - 何人かがそれについて話しているのを聞いたんだ。
その時、藤本は小さな痛みを感じた。
藤本「心配しないで。今日食べたものに間違いないわ。」
カサンドラ「わかった。二階に行って、その物体を観察する準備をするわ。」
カサンドラ「(二階に行って、この馬鹿野郎を殺す計画を考えるわ。」)
カサンドラは二階の自分の部屋に行き、ドアを閉めた。
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