ゴブリン?いいえ進化したので違います!

ヒノウ

第1話 君はゴブリン リメイク

ここどこ?


『日本』


誰だ?


『神』


僕は?


『ゴブリン』


「はぁ!?」


ご、ごご、ゴブリン!?


僕が!?



『ゴブリンだよ、君が。それより神の時に驚いてくれよ、神の威厳が......』



「そんなことよりさ!」



『そんなこと!?神の威厳がそんなこと!?』


「違うの?」


『違うよ!?全世界の宗教信者に謝れ!』


「信者ってあれ?倫理観のない詐欺にあってるのに気付かない哀れなガ○ジたち?」


『それはそう。』


「で?ゴブリンってどういう事?」


『はぁ、今の話何だったの......君はゴブリンに転生した、分かった?』


「??????」



『仕方ない、神様パワーで………ドリャ!』



その瞬間、脳裏に激痛走る!



「の、脳がぁー!、脳がぁぁーー!!」



イタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイ


「なるほど、理解した!」



『ここで神様解説!ドンドンパフパ。


あのゴブ野郎の中にこの状況をインストールしたよ!


一、あのゴブ野郎はダンジョンのゴブリンに転生したこと。



二、この世界はダンジョンや魔物が出現した地球であるということ。



三、今いる所はダンジョンだと言うこと。



あとおまけに冷静になるヤクも投与した。


ざっとこんな感じだ。

尚これはゴブ野郎には聞こえていない。』


「で、なぜ転生したの」



『答えは簡単さ、暇潰しだよ。

私はね、順調に生きてる奴を奈落に落として観察するのが大好きなんだ。』



え?、はぁ?



「おい、ちょ…」



『じゃあ頑張ってネ。(^-^)/』



「待てよ!おい!お前!」



……………行きやがった



僕は前の生活は充実していた。


美味しい物を食べれた。


成績は上位だった。


好きなものもあった。


やりたいこともあった。


家族に不満はなかった。




よく考えてみて。


君が素晴らしい生活に慣れた金持ちだとする。

突然神と名乗るムシケラが君の全財産を奪いブラジルのスラムに放り込んだとしよう。


君は一体何を感じる?


因みに僕は、怒りだよ。



ここから先は暫く夢の中に居たような感覚になった。


ぼんやり、うっすらとしか覚えていないんだ。


 ________________________________________


[.....レ......上限........ま...た進化し...す]

「うう...」

 体が変だな...どういう事だ?





 二時間前


「ギィギィ!」


ダンジョンに湧いたであろうゴブリンが何か話しかけてきた。

仲間だと思ったのか?


「黙レ、今ハ気ガ立ッテイルンダ。」


僕はゴブリンを全力で殴る。


ゴブリンは2m程よろける



「ゲギャ!!グギャギャ!!!」


気色悪い声をあげてゴブリンは襲いかかってきた。


相当頭に来たようだ。



...鬱陶しい。



自分はゴブリンの拳を受け流し、バランスを崩したゴブリンを転ばせた。



転んだ隙だらけのゴブリンを撲殺する。



......ああ、何故だろう、おかしいな、何故こんなに愉しいんだろう。



また湧いたゴブリンを殺す。



「フフフフ」



湧いたら殺す。



「アハハハ!」



湧いたら殺す。



湧いたら殺す。湧いたら殺す。湧いたら殺す。湧いたら殺す。湧いたら殺す。湧いたら殺す。湧いたら殺す。湧いたら殺す。湧いたら殺す。湧いたら殺す。湧いたら殺す。湧いたら殺す。湧いたら殺す。湧いたら殺す。湧いたら殺す。湧いたら殺す。湧いたら殺す。湧いたら殺す。これを繰り返していく内に、何故か力や素早さが上がっていく。


それから何匹殺したか分からなくなるほど、ゴブリンを殺した。





[レベルが上限以上に達しました進化を開始します]



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これはお粗末+つまんない、読みにくい文だった一年ほど前の自分の作品を今の実力でリメイクしたものです。


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