理想と現実
時に、理想を求めた。
あーしたいな、こーしたいなって。そういう夢、理想を考えるのは楽しい。
現実逃避ってやつなんだろうな。
今に満足していないから、今が嫌いだから、新しいに目を背ける。
誰にだってあると思う。
自分だってそうだ。書いてるんだし。
学生なら部活動。社会人なら仕事。
理想と現実のミスマッチは、誰しも起こり得るはずだ。無かった人はスゴいよ。うん。
「体験だと〜だったけど、実際入ったら〜」
「人間関係が〜」
耳が痛くなる。胸が苦しくなる。
なんというか、めんどくさい。辛い。
そりゃさ、人間、誰だって好き嫌いはあるとも。それは否定しない。しかたないさ。
だけども、それをずっと聞かされる身にもなってほしい。
どーでもいい、胃の痛くなる話を聞かされて、あんまり良い気はしないのです。
「はぁ、部活やめたい」
そんな事を言ったら、「辞めてどうする?」と聞かれます。自分は答えれません。
嫌だ、辞めたいという気持ちはある。どうしようもなく苦痛な今を変えたい。
だけど、その先は?
現実問題、やめた後は何をする?
アルバイトでも始めるか?
それとも趣味を始めるか?
──やりたい事はある。
やってみたい事もある。
釣りとかね。
考えても行動に起こせない自分がいた。
「今のままでいい。考えるな」そう言って、今を肯定する自分。
「今を変えよう。はやくしろ」そう言って、今を否定する自分。
内側での乖離が、段々と自分を蝕んでいくのを感じている。
どうしたら、いいんだ?
不満日記 讃岐うどん @avocado77
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