護國無常 小話

生放送(ライブ)

ある者たちの会話

VHSテープをデッキにセットする

 シュィィィィ…

 中に入っているテープが読み込まれる音がする

 ガガ…

 目の前に映像が出てくる

 画質は悪く、かろうじて一つの丸いテーブルと二つの椅子がなんとなく見える

 どこかの建物の中のようである

 映像が開始される

 ガチャリ…

 音がなる

 男が1人入ってきたようだ

 徐に白いボードをテレビの画面に見せる

 おそらく、ボードが向いている方向にカメラがあり、そのカメラに向けて見せているのであろう

 ボードにはこう記されている

 ⬛︎は解読不可な部分を指す

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 198⬛︎/⬛︎⬛︎/⬛︎⬛︎ (水)

 MSS█-3号⬛︎件 記録⬛︎像

 記録者:███ ███

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 画面に映る男がボードを下ろす

 そして立ち去ったと思いきやすぐに入ってきた

 しかし、2人目も入ってきた

 白髪混じりの髪をした、初老の男性である

「どうぞ、おかけ下さい。██さん」

「いやぁ、██████ね、こんな大変な█████に」

「いえ、████████もありましたから。逆に████申し訳ないです」

「いえいえ、構いませんよ。まぁ、あの事件は████があった████なモノでしたからな…あれは本当にひど██た」

「全くですね…████が使われた…」

「えぇ、えぇ。█████があったんですわ。当時、我々公安とそちらの███省が共同でコトに当たりましたな」

「懐かしいですね。その、いきなりで████ですが、あの事件の█████、進展はありましたか?」

「外法ですわな。ありゃ。████████と人間の██が必要。当時は色々な団体がおりましたからなぁ。████████とか███、果ては███の集いなんかも」

「その手の連中が████████████████。結界も張られてい██し」

「死体は死体なんですわ。我々の█████な者でも、死体を動かすことはできれも、人の█████は不可能なんですわ。それを強制的にあの████████のような感じでやるから…」

「もはや█████の様な感じでしたね、あの現場は」

「あの現場の周辺地域、█人位行方不明になってたでしょ?その4割方はあの現場で…大変な事態だった…」

「あの団体は█████でしたが、しかし、大半は捕縛しました。だが、そのほとんどが█████のない一般人。アレの構築をおこなったと思われる教祖█████と█████は今も…」

「それどころか█████が作ったモノも…」

「厄介な置き土産…ですね」

「えぇ、全くですわ…██████の構築は、あの現場で見つかった████████████████████████の半分にも満ちません」

「となるとやはり…」

「構築されたアレは、あと2、3個はこの████にあるでしょうな」

 ここで白髪混じりの男性はため息をついた

「ほんと、厄介なモノを…アレはいわば█████への扉なんですわ。█████を強制的に開けてしまう、コチラと繋いでしまうタイプの」

「████████。████████見つかったものはあの後…?」

「姫⬛︎家と⬛︎⬛︎家、不⬛︎⬛︎家が共同で封印しましたわ、アレは本当に大変だった…」

「確かかなりの人が…」

「40名弱ですわ」

「██████に長けたはずの███████でもかなりの者が」

「というより、あそこまでのものを作れてしまう██████████████がおかしいだけですわ。アレは異常、██というやつでしょうなぁ」

 映像が飛び飛びになる

 ところどころで会話が聞こえるが、何を言っているのか全く見当がつかない

 30秒ほど画面が荒れたところで落ち着いた

「…ではキッ██さん、本日はありがとうございました」

「いやいや、コチラも旧友と再会できて嬉しかったわ!また連絡くれや」

「はい、もちろんです。またいずれか…」

 そして白髪混じりの男性が画面から消えた

 男はそれを見守ると徐にカメラの方に向きそのカメラに向かって手を伸ばした

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 そこで映像は終わった

 ウィィーン ガシャン

 VHSテープがデッキから吐き出される

 そのVHSテープを手に取りケースへしまう

 そのケースにはこう書かれていた

「(極秘) [データ検閲-御影]教事件 記録映像」


 [ある者たちの会話 END]

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