第18話
――――ガチャ…!
「レイス様、おはようございます。あれ?
どうやら、まだ眠っているようですね。まったく、レイス様ったら、仕方がありませんね。………レイス様っ!レイスさま!!起きてください――」
(ゔぅん、、もう少しだけ。寝ていたいの…に……いったい誰だ…?)
「やはり、起きませんか。ならば仕方がありません――ね」
(……あれ?この声って、まさか――)
「…あ~ん。はむぅっっ…」
「はぅっ…」
その反応を見た彼女は、嬉しそうに続けるの
だった………。
「じゅぽじゅぽ…じゅぽじゅぽ……」
「…あぅ…もうや…」
「んふぅ…ジュルルルル…ぢゅる…」
「もゔ…だ」
オレは、彼女の頭を抑えた……その瞬間
「ん゙っっん……ん゙…っっン゙〜〜」
「はぁはぁ……」
「………」
「え゙?」
「いえ!?…なんでも、ありません……」
「…?」
「そんなことよりも、続けますよ――」
「ちょっ?!まっ…あぁぁ」
☆☆☆☆☆☆☆
「朝から…疲れが…」
「レイスゥ…だいじょうぶ?」
「ああ、大丈夫だけど………」
「?なぁに、そんなに僕を、見て……はっ!
まさか、レイス。僕のこと――」
「……(全然違うけど、、まぁ。間違ってはいないんだよな。)」
「…何 2人して見つめ合ってるのよ…私も
入れなさいよ!」
「そうだ!そうだ!!…って、えぇ!?」
「何をそんなに、驚いてるの?……」
「だって…」
そう、話す。彼女の表情は、、笑みを浮かべていた…
「うふふっ!!…レーイス!」
「うわっっと、危ないっ、落ちる。って、あれ?…落ちてない?」
「ブイッ!」
「あのなぁー」
(まぁ、正直、怪我をしなくて…よかった…)
そんな中、、彼女たちはというと……
「ねぇ、みんなに…ちょっと、聞きたい。
ことが、あるんだけど、いいかな?」
「うんっ!…もちろん。いいよ」
「それは、いいけど――」
「…ええ、いいですわよ…何でも、聞いて」
「うぇ゙!?いいの…?じゃあ。遠慮なくっ!
みんなは、レイスのこと…どう思ってるの…
正直に、教えてちょうだい……」
その言葉に、皆は、顔を見渡すと……一人の
少女が、手を挙げ……皆んなの視線が、少女へと集まる。
「わ、わたしは、、レイスさん。のことは、
だ、だだだ、大好きです!」
その言葉をきっかけに、次々と……
「私だって、彼のこと――」
「私も――」
「ええぇ゙、ミンナもなのー!――」
「うんっ!」と、頷くのだった……
そんな中、俺は、意識を手放し…気を失った
「あれ…?」
「レイス?ッ……!」
「みんな…いい?レイスをベッドまで、運ぶわよ。」
「はい、ですわー!」「まかせてよ……」
「……がんばる…」「……むんッ…」
―――――――――――――――
「…ここは、ベッドの上か…何で…」
「レイス!?倒れたって聞いたけど!大丈夫
なの?」
(俺が、倒れた?いやいや…俺が倒れたのは
あれ……?)
「どうかしたの?」
「いや、なんでもない。大丈夫だよ。」
「う、うん。わかった…」
「どうした…何か、気になる事でも…あった
か…」
「何でもないわよ。」
「?変な奴」
「(この鈍感)」
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