恋人の幼馴染彼女が、僕の知らないうちに、浮気していたが…いつの間にか…破局していた…。〜幼馴染と、やり直す事にらなり…共に旅をする。〜

秋街葡萄(あきまち ぶどう)

第1話

あの日は、…ちょうど。僕は、母さんに、頼まれていた。 

仕事おてつだいをキッチリと無事…終わらせ…帰路についていた。

辺り一面は、すっかり…。暗くなっており、家まで走って帰ることにした。


―――50分後……

「ゼェゼェゼェゼェ……」

「ここを通れば、…家に…着くはず…! あれ…? お、おかしいな? 家が、見えてこない!?そんなバカな!」


―ホーホーホーホーケキョ!

「(ズコー!)いたたた……な、何なんだ?

あの(鳥?)は……っと。やっと…ついた」


しばらく道を彷徨い、、やっと、我家の明かりが見えた。瞬間―――


僕の頭に、『ゴチーン!』拳が、炸裂したのだった。

僕は、激痛に耐えながら…顔を…上に向けると、そこには――ニコニコ顔の母が立っていた。


「……ずいぶん、帰ってくるのが…遅かったじゃない…? 」

「アハハハ……は――やめ」

「これに、懲りたら…今度からは、ちゃんと

暗くなる前に、帰ってきなさい! いいわね…?」

「ヒャ…ヒャイ。わ、わかりました。」

「…よろしい。で?レイス…お腹すいたでしょ…」

「う、うん」

「はい、これ…」「これは…?」


そう母さんに、聞き返すと…睨まれてしまった。――何故に……


すると、母さんは…「はぁ~」と、ため息を吐くと――


「ミーナが、レイスのために…一生懸命に、作ったのよ。それをアンタは――」

「………ごめん(_ _;)」

「謝るんだったら。ちゃんと、ミーナに…謝りなさい。あっ…でも、謝んだったら。朝になってからにしなさい――」

「あ、はい。(そりゃあ。そうだ!)」


そのとき―ガチャリと、扉が開き――入ってきたのは―――

「…マァマ…うるさい…の!」「ご、ごめんねっ!ミーナ。うるさかったよね……」


「うん!うっちゃい!」「………」

そんな、、ミーナの容赦無い。言葉に、母親は、消沈していた。


「(よしよし…ミーナはまだ…僕には、気がついては――)」

「ああー!にぃ…にぃが、いるの!ママ!

にぃが―――」

「はっ! そ、そうよ! にぃが、帰ってきたのよ。」


その、母の一言で…

ミーナの両目には、★が、浮かんでいた!

それを見た瞬間に、僕は「あっ、これは―不味いやつだ。」と、逃げ出そうとするが……

すでに遅し――脚にミーナが、ベッタリ!

しがみついていた―――



「………」「にぃ!なにする?」

「そ、そうだなー?なにしよっか…そうだ!ミーナは、何かやりたい…ことはある…?」


そう聞くが―やはり。返ってくるのは

「ない!」だった。


「……そうか。」「あんた達…そんな所で、何やってるの…?」


振り向くと、母さんが、両手いっぱいに…

物を持ちながら、こちらに向かい――

手を振っていた!

「…(いやいやいやいや……両手に荷物を、持ちながら、手を振れるって…我が母ながらどんな腕力だよ)」「レイス…今何か?言いましたか…?」

「いやいや…全然!とんでもない。」

「……そう。それだったら。いいけど――」

「「………」」

「うん?二人とも…どうかしたのかしら?」

「あはは……なんでもない。なぁー。ミーナ!」

「あい!」


「あっそう」

そう言うと…母さんは、興味を無くしたかのように……去っていった。


「(いや、家……ここだけど?いったい。母さんは、どこに行くん…?)」


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


数時間前――


「えへへ…!私…しあわせ…♡」

「ああ、俺もだ!」

「ねぇ?き、きょうは…どうする?」

「あーー!ワリィ…今日は…帰らないと」

「そ、そうなんだ――」

「そんな顔するなよ。 じゃあな」

「うん」

「はぁ…ただいまー!」


「あら…おかえりなさい。ずいぶん…早いのね?」

「ちょっと!?お母さん!どういう――」


「あら…だって――今日は、レイス君と、デートだったんでしょ?」


「(しまったー!そうだった!ど、どどどど…どうしよう。もう。いっそう…誤魔化す…いやいや。うちのお母さん…そういう事に妙に鋭いからなー。無理な気がする!

うん!ここは素直に謝ろう。そして――)」


「実は――」「はあぁぁああ! あんたって娘は、まったく……私は、恥ずかしいよ。」


「ごめんなさい…でも、私は、彼が好きなの――」

「……彼…彼女いるわよ!」

「ぇ゙!?う、うそ……だって!」

「本当よ!」


そう言いつつ、彼女の母が彼女に、見せたのは――写真だった。


「………」「ねっ!だから言ったでしょ?」


母親の一言が、トドメになったのか

彼女は「嘘だー!」と泣きながら……飛び出してしまった。


「まったく――『あー…エレエレ?うん…そう…うちのレオナが……そう。お願い……』ふぅ〜。世話が焼けるんだから!」



「じゃあ。そろそろ…寝ましょうか。《プルプル》うん?こんな時間に、魔力電話…?

まったく。誰かしら…って!セーナからじゃない!珍しいわね。『はい?どうし―『エレエレ大変なのよ!』あっ、うん。大体の状況は、分かったから。一度落ち着きなさい!

(まぁ。多分だけど……レオナちゃん絡みだよね…。まさか…また。)

〘ちょっと~!聞いてるの!〙あっ、うん。聞いてる聞いてる……〘もう。聞いてない!〙ご、ごめん!それで――〘そうなのよ実はね――と言うわけなの〙な、なるほどね。うんうん…(はぁ〜やっぱりだ……昔からそうなのよね。それにしても……レオナちゃん、うちのレイスと付き合っていながら…

他の男の子と付き合うなんて。許せない…でも――)仕方ないわね!〘ありがとう!恩に着るわ…《ガチャ》…〙』はあぁぁ~ちょっと…レイス!来なさい。」


「『レイス来なさい!』(あっ!これ嫌なヤツだわ。)はーい!どうしたの?母さん……」

「――と言うわけで…探して来なさい!」

「理不尽!?」「煩い早くいけ!」

「あ、はい…!。行ってきますっ!?…」







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