第10話 虎に翼、ふたたび
今週の虎に翼、とても感動したので、再びです。
本当のことを言うと、今週は見るのをやめようかと思っていました。大好きな人たちが次々死んでしまうし、辛いことの多い週だと思ったので。実際、金曜日まで見ることが出来ませんでしたし。
でも、見て良かった~。なんたって、お父さんのぽんこつぶりが最高。私は意気地無しなので、お父さんの行動が理解できる。本当に許しがたい行動だと思うけど、わかる。あの状況なら、本当にやってしまいそう。
驚いたのは、お父さんの懺悔のせこさ。でも、あのせこい懺悔のお陰で、意気地無しのお父さんが、何だか愛らしくなって、許せる気持ちになる。そこに作り手の優しさ、懐の深さを感じました。
普段の私は、陽気な逞しい人間になったつもりで暮らしているけれども、一度しんどいことが起こると、自分の弱さにうんざりします。弱いって知っているけど、弱いところが大嫌い。
だって弱さは、醜さに直結していると思うから。弱いから、誰かをいじめたりするし、弱いから人を傷つけるような暴言を吐く。弱いから嘘を吐くし、弱いから逃げる。弱さからは、醜さしか見えない。だから嫌い。
何か事があった時にこそ、その人間の本性がでる。だから、日頃から、心も体も鍛えて、何かあったときに、どっしり構えて、頼もしい役に立つ存在になりたい。けれど、中々思うようにはいかない。小さな事で一々傷ついたり、怖じ気づいたり。
心とか感情なんて、見えないし触れない。つまり実態なんかないのだから、なかったことにして、淡々と日常を続けようとするけれど、必ずどこかにしわ寄せが来てしまう。そうやって、参っている自分が、本当に嫌い。
でも、朝ドラで、大黒柱であるはずのお父さんが、すごい意気地無しで、でも愛おしくて、何だかすごくほっとしました。いや、このお父さんには、素敵なところがいっぱいあるけれども。そこは私とは違うと思うけれども。でも、それでも、何だか私まで許されたような気持ちになりました。
自分の弱さを、少し許そう。そして元気出して、また頑張ろう。そんな気持ちを持たせてくれた、素晴らしい一週間でした。
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