また!への応援コメント
大人でありながら、子供に頭を下げて素直に謝る葵の姿に、彼の誠実さと優しさが滲み出ている。亡き妻への想いを「言いたくなくて」と照れ笑いで包む姿には、哀しみと愛情が混ざった複雑な感情がある。その一方で、少年のまっすぐな言葉に心を動かされて笑う描写が、人間としての温かみを際立たせていますね。
作者からの返信
自分のことを好きになってくれた。
〝大人〟だからこそ気づけたことに、葵自身、間違っていると『捨てた』んだと思います。
大人であることを……。
実は、自分で書いていてこういうことをいうのはあれなんですが、葵は私だと思って書きました。
大人だけど子供。
あることを維持することは、どこかで『捨てる』をしているんだと思います。
それが、良いことでもあるし、時には、悪いことでもありますが^^;
愛してる。への応援コメント
高校生で「愛してる」と言えるの、素直に感心します。
私の中では【考え過ぎたら言えなくなるワード】トップスリーに入る言葉なんですが、なんだろう、感覚で今まで過ごしてきた天くんが、その感じたことを表そうとしてしっくり来た言葉がこれだったんだろうなと思うと、琥珀ちゃんに対する気持ちが他と違うのを表現するのに一番適していたってことなんだろうなぁ。
こんな告白されたら花火を見るたびに思い出しますよ、きっと。
作者からの返信
実は、ここだけの話なんですが(笑)
最終的には、
『愛してる』という文体でこうして出しましたが。
実は、
『愛、してる』という、読点を設けるかどうか、かなり悩んだんです。
なので、ももさんのこのコメントをいただいて、おかげで、後悔させられてます。(笑)
もちろん。この読点があるとないとでは、意味合いも変わってきます。
単に、『愛してる』という言葉な意味そのままな場合と、『愛をしている』という、自分にも言っているような表現にもなる。
ここが、悩んだポイントでして……。
でも、後悔はありません。
だって、こうして、素敵で、すごく丁寧に読んでいただけたという結果が生まれたので!!
ももさん。素晴らしいコメントをありがとうございます。
雨への応援コメント
わぁぁぁぁ……(泣)。
天も鳴も琥珀も、読んでいる側としては皆を応援したいし、皆が笑って「めでたしめでたし」で終われたらいいのにと思うのですが、奇数で恋愛感情が絡むとどうしたって誰かの想いは報われないんですよね……。
この気持ちを音にして叩いて鳴らしてしまえるようになるまでどれぐらいかかるのかと想像するだけで切なくなります……。
作者からの返信
実に感慨深いコメントありがとうございます。
私自身も、このことは琥珀という登場人物を書いた時点で決めいたこととはいえ、いざ書くとなったときにはただただ辛かった、書きたくなかったです。
そして、鳴のことをどうしても一番に考えてしまいます。
ももさんのおっしゃられるとおり、彼女が次に鳴らす音がどんなものになるのか。
ひきつづき、お付き合いいただければ幸いです。
懐かしい感覚。ゴールド。への応援コメント
なんだか心の奥が懐かしくて、じんわり温まるお話ですね。走り出すバイクの疾走感、静かな商店、そして突然現れるちょっと不器用だけど人間味あふれる店主…。最後に差し込むゴールドの光が、すべてを優しく包み込む感じがして素敵でした。
作者からの返信
引き続いてのコメント感謝です。
この感覚の延長線上に、偶然(?)出会った人物。
そして、持っていたギター、色。
ここからのこの二人の話は、二人だけの世界になっていきます。
覚める記憶。への応援コメント
なんて詩的で懐かしい情景!黄金色と琥珀色――音と色と人の記憶がやわらかく重なり合っていて、胸がじんわり熱くなりました。偶然の出会いとバイクの疾走感、名もなきギター。心が少し自由になった気がします。こんなお店、私も行ってみたいなぁ。
作者からの返信
実は、今はもうたたんでしまった近所の商店がモデルでして^^;
暗い店内。
店主が一人で切り盛りしている業態。
いつからあるのか分からない洗剤や、ガムテープなんかの日常品……。
個人店というものが、今はほとんど無くなってしまって、あの独特の雰囲気をこうして文章の一部に取り込んだのはきっと、〝良い記憶〟という抽斗から取り出したもので、だからこそ、天の大切な場面に起用したんだと思います。
風が見えた!への応援コメント
なんて瑞々しい体験の連なりでしょう。風が見えた瞬間、ただ走るだけで世界が変わっていく感覚、とても素敵です。写真や言葉に残すことでしか味わえない「今」が、心の奥にじんわり広がりました。デジカメを通じて刻まれる自分の輪郭――そんな青春の煌めき、私も少しだけ分けてもらった気分です。
作者からの返信
実は、ここから、最新話までの話をとても気に入っています。
風景の流れを書くのが好きなのかもしれません。
バイクという『道具』もまた、いい感じに作用してくれていて、天の見ているものが少しでも読んでいただいた方に伝わってくれていたらいいなと思っていたので、悠鬼さんのこの応援コメントはすごく嬉しいです!
ありがとうございます。
この感覚はまだ続きますので、お付き合いいただければ幸いです。
懐かしい感覚。ゴールド。への応援コメント
ギターケースの開封音や、金色の反射光など、聴覚と視覚を交えた描写が良い。「天井に反射されたゴールド」という表現が、夏の日差しの強さとギターの美しさを同時に伝えている。これによって単なる楽器としてでなく、ギターが物語の象徴的存在として浮かび上がっていますね。
作者からの返信
最近、始めたギター。
最近、母親から譲り受けた父親のゴールドトップ。
最近だったのに、『懐かしい』という感覚が生まれた天。
この懐かしいが、一体どういう感覚なのか……。
ここからが、『北海道篇・天』です!(引っ張りすぎ?^^;)
これしかないというもの。への応援コメント
静かに重なる“好き”の音色が、とても心に沁みました。言葉にしきれない感情や空気、窓から射す光まで音楽のよう。ふたりの間に流れる「これしかないというもの」、とても尊いですね。読んでいるだけで呼吸が深くなるような余韻でした。
作者からの返信
ゆっくり。けれど、確かに流れる時間。
ここでの実感は、なにか一つ取っても、重要なもののように天には感じられています。
琥珀の本当の音、本音。
そんなものを、これから天は感じていくことになりそうです。(とは言いつつも、いつもの私の悪い癖が顔を出し始めていますが^^;)
成長への応援コメント
ギターの音色と心の機微が絶妙に重なって、読んでいるこちらまでやわらかく包まれるようでした。天くんと琥珀ちゃんのもどかしくも瑞々しい距離感、そして二人を見守る珊瑚さんのあたたかさが沁みます。距離感が心地よく、静かな幸福とちょっぴり照れた空気、読んでいるこちらもつい微笑んでしまいました。
作者からの返信
つい微笑んでいただけたこと、すごく嬉しいです。
この『北海道篇』の、醍醐味というのは地味というか、表立ったものではないのですが、今回悠鬼さんが感じていただけたものが、一番始めにくる私の書きたかったものなのかもしれません。
先に進めば薄れていってしまうこの感覚を忘れずに、最後まで書き切りたいと思います。
これしかないというもの。への応援コメント
二人が同じ未来を思い、同じ言葉を交わす場面が、感情的にも構造的にも見事に調和している。「これしかないもの」を共有するふたりの描写には、恋愛を超えた精神的な結びつきがある。その言葉が「音」や「曲」に変わっていくという展望も、物語的に非常に強い軸になっていますね。
作者からの返信
天と琥珀の繋がり。
〝これしかないもの〟は、二人の全部であり、そんな全部が同じという関係は、これ以上絶対無い関係です。
そんなところも、この『北海道編』では書いてくつもりです。
俺は俺。俺が俺であるために……への応援コメント
高校生の日常の細やかな揺らぎと、自分自身の内面を俯瞰する感覚が鮮やかに描かれておりました。
主人公の「どうでもいい」という微妙な諦観が、無目的な日々の中に潜む自由と不自由を巧みに映し出しています。
「青天の霹靂」という言葉を通して、一瞬の光のように日常が揺れる瞬間を切り取って、些細な坂道や駐輪場でのペダルの動きまで、主人公の気分に寄り添う描写は、静かに心を揺らす余韻がございました。
毎日をゆったりと過ごす中で、自由でありながら不自由な感覚──そのアンバランスこそが物語全体の魅力かと察します。
拙書にもコメントいただき誠にありがとうございます。
西之園さまとは各話のタイトルの付け方などにも勝手に共感を覚えております。
また、小説を書くときには西之園という名のキャラが出る作品を書かれている作家さまの文体を参考にさせていただいている部分もあり、こちらでも勝手にシンパシを感じております。
今後ともどうぞよしなに。
作者からの返信
とても丁寧なコメントをいただきまして、大変感謝しております。
『自由』というのが〝俺〟に最も重要なフレーズになっていきます。
一話では、ほとんど、というか、全く本作の方向を書いていないという暴挙(笑)も、私自身の『自由』のあらわれでして^^;(といっておけば格好がつく?)
この作品で繋がれたご縁。
これからよろしくお願いします。
あ、それと。
『メフィスト賞』を狙いにいった物語ではないのであしからず(笑)
打ち上げ花火の下で……への応援コメント
わぁ……!
ついに口に、言葉に出しましたね……!
一気に感情が具体化されたみたいで、読んでいるこちらもドキドキしました。
もう逃げないという天くんの決意みたいなものが感じられて、若いなぁ、青春だなぁと……!
作者からの返信
若いです。本当に……。
未完な年頃。
自分の想いを声に、音にした天。
必要なのはきっと〝成長〟なはずです。
しっかりしなくちゃいけません、天は!
編集済
返答・後編への応援コメント
こんばんわ。
なんて透明で繊細な時間なんだろう。覚悟や責任の言葉が、じんわり胸の奥に沁みました。命の儚さを前に、親子が笑い合うその強さ――静かな悲しみの中にも、確かに「生きている音」が響いているのが感じられて、不思議であたたかな読後感でした。
作者からの返信
こんばんわ。
ありがとうございます。
この編最終話でもある今回に、こんな素敵なコメントをいただけて感無量です。
光と闇とまではいかない。暗くなったり明るくなったりという、まさに『曇り』のような物語を心がけているので、すごく嬉しかったです。
生きる。生きている。
この章の、琥珀という登場人物に乗せた想い。
次編からはさらに踏み込んでいきますので、引き続き楽しんでいただけたら幸いです。
家の音。への応援コメント
今回のエピソード、いつもより更に情景の描写の仕方が天くんに見えている景色や感じている感覚をそのまま素直に書き出しているような感じがして、スッと脳に映像が現れました。
感覚的なのにちゃんと伝わるって凄いなぁ……!
先輩に流されるように動いて来た天くんが、自分の意思で誰かを想って動こうとしていることに、私はちょっと感動しています……!
作者からの返信
ありがとうございます。
実は私自身、この回がお気に入りでして!
展開を生んでいくというのが本作での描写のひとつであり、連載なら当たり前なことでもあるのですが。
この回では、ブレーキのごとく、そんな流れから外れた、『止まった展開』として書きました。
天の今の思いや考え。
自分はなにがしたくて、何のために音楽をしているのか。
自宅という、普段な空間に響くチューニングのズレたギターの音。
これこそが、今回の全てといっても過言ではないと思います。
『ちょっと感動』という言葉。
この回に相応しいコメントだなと、すごく、ものすごく嬉しかったです。
Untitledへの応援コメント
曲名すらない即興曲が、形式や構造を超えて人々を惹きつけていく様子が鮮やかに描かれている。「種類や考え、そんなものいらない」という言葉が、その自由さと解放感を象徴していますね。
作者からの返信
『自由』。天の求めているもの。
自由の表現こそが、天の音楽で一番のもの。
これは、本作のタイトルにも強く影響しているものでもあります。
以前の話で、クラシックコンサートを見に行った際、幸から言われた一言、
『区別なんてくだらない』という言葉。
これも、天の中に最初からある真意のようなものでもあります。
そして、もちろんこの先で、この曲のタイトルも決まっていきますので、楽しみにしていただけたら幸いです。
これから、ここからへの応援コメント
コメント失礼いたします。
天くんのお母さんが、イケメンです(⸝⸝˃ ᵕ ˂⸝⸝)
この母がいるから、天くんの性格になっていくのですね。
お父さん役もして、頼もしい......。
音楽に関して、一家言ありそうです。
気持ちが良い、っていうのは直感からの言葉で、重みがありますね。
作者からの返信
なりほど……気持ちが良いに『重み』を感じるって、面白いですね。
そして、天母。(てんぼ、じゃないですよ笑)
私自身、一番気に入っている登場人物かもしれません。
書いてて、動かしていて楽しいです。
というか、この物語に登場する『大人』は全員好きです。
(自画自賛とかじゃなくてですよ^^;)
これからも要所要所で登場することになる、天母に注目してもらえたら嬉しいです。
深い。への応援コメント
歴史上の作曲家と呼ばれる人々も、天くんのように考えたのかもしれないですね。
自分以上にこの曲を理解している人はいないし、自分以上にこの曲を演奏できる人はいない。
でも、もし何十年、何百年先までメロディが残っていたとして、弾いてくれる人がいたならば、その時はありがとうと言いたい……。
作った人にしか言えない言葉だなぁと感じました。
作者からの返信
作曲ということへの解釈。
クラシックという音楽に出会って、それを演奏する人に出会って、どうして演奏するのかということを聴いて。
天の『深い』という思いは、『他』も含んでいて、だからこそ、『自分』を持つこと、曲を作ることができたんです。
困難は望むものとしてへの応援コメント
『責任は、自由になるための手段』という言葉、その通りだと思います。
大人でも分からずに自由だけを得ようとする人が多いだけに、それを高校生で気付けた天くんは凄い!
作者からの返信
この物語の登場人物にはそれぞれ個人ごとのテーマがあります。
天は『自由』。
自由への追求、もしくは執着、誤解、解釈……その気づきにも注目していっていただければさらに面白くなると思います。
なので、今回のこの部分へのコメントはすごく嬉しかったです!
ありがとうございます。
引き続き、お付き合いいただければ幸いです。
よろしくお願いします。
『風の憧憬』への応援コメント
甘やかで優しくて、それでいてそこにちゃんと天くんの想いがあって。
他人が作ったものではなくて、自分が作ったものだからこそのせられる、のせたい音と気持ちがあるということが、とても強く伝わりました。
「他人に自分を全部晒すことが俺にできるなんて思ってもいなかった」と感じてるけど、それはきっと他人ではなく琥珀ちゃんだからさらけ出すことが出来たんだろうなぁと思うと、あぁ若さっていいなぁと自然と感じられました……。
作者からの返信
とても素敵なコメントありがとうございます。
まさにそうですね。
天にとって琥珀という存在が、どんどん大きく繊細で大切な存在になっていきます。
若さ。
やっぱり、この時の経験は、なにものにも代えがたく、重要で不安定な時間だと、ももさんのこのコメントで、思い出させられました。
打ち上げ花火の下で……への応援コメント
直接的な告白は避けつつ、「俺のほうが大好きですから」というセリフが、不意打ちのように心に刺さる。しかもそれは看護師という「他人」を媒介にすることで逆説的に本心の強さを浮き彫りにしていますね。
作者からの返信
本心の強さ。
いい言葉ですね。
今の天はまだ、その強さに勝てていない。
勝つにはやっぱり、音楽しかないんです。
母と娘への応援コメント
琥珀が「もう目を覚まさないかもしれない」と考える場面は、死への恐怖と諦めが入り混じった複雑な感情をリアルに表現している。過去に怒りを爆発させていた自分を回想することで、未熟さと成長の両方が浮かび上がりますね。
作者からの返信
琥珀も成長しています。
天の、あまりに速すぎる成長に隠れてしまっていますが、まるで追いつくように、さらに追い越そうと……。
でも、横にいて、一緒に同じ風景を見ることが、琥珀の一番の願いなのかもしれません。