第13話
「い、いったい、どう言うことですか?」おめでとうってなに?
「「えぇ?知らなかったの(ですか)?」」
「へ?」
どうやらこの世界では魔法があり、魔法を発動する時に必要なエネルギー「魔力」の元となる「魔素」は空気中に漂っているらしい。そして魔素にも色があり、日中は見えることがないが、夜になるとその人の魔力の量により、見える色が変わってくると言う。
「普通はね、6歳以降に見える様になるの。でも稀にそれより早く見えるようになる子がいて、そういう子は大方、優秀だと言われているのよ。まだ5歳なのに・・すごいわティーナちゃん!」
「私、ずっと夜空って紫色だと思ってました・・」
「えぇ⁈生まれた時からなの⁈」
「魔力量が多い順に夜空が紅→赤→紫→青→藍の色に見え、魔力がない私などは黒く見えます」マーヤ、興奮して鼻息が荒いよ・・
・・・でも、そう、なんだ、もしかして、私って天才かも?
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