悪いことをしたくなった先に何を求めて、どこへ行きたかったんでしょうね。
学校では得られない自分の居場所だったとしても、それがどこにあるのか分からない。
そんなあてどもない旅に、付き添ってくれる相棒を見つけてしまった感じなのかな。
頭の中ではぐるぐると、絶えず言葉が浮かんでくるのに。…という小春さんの言葉が印象的でした。
その歯がゆさに読んでいて喉がつまるような、悔しさのようなものを勝手に感じてました。
同時に、時生さんと何気なく話していたこれまでが、とても大切で楽しい時間になってたのかなぁとなんだかあったかい気持ちにもなりました。
保健室投稿は、
いつもの帰り道を、ふと左に行くところを右に変えるような軽いものだったのか、
それとも無意識の中で、変化を求めてのことだったのか…
などと個人的には色々と考えさせられるお話でもありました。
次回も楽しみにしてます!
私の感想なんて、要約すれば一読者として楽しんでます!みたいなものですのでお気になさらず(笑)
更新ペース的にもだいこん様、日々執筆に励まれてるでしょうから、私への返信など気にしないでください❗
作者からの返信
ずんだらもち子さま、コメントありがとうございます。
行き先のない言葉を抱えて生きていくのは喉が、息が詰まるような感覚なのかなと書いていて私も思いました。程度の差はあれど、言葉を我慢するのはやはり毒のように感じます。時生さんと会えたのは本当にもう……という感じです。語彙力が……
友人や知り合いなどから聞いた話によると、ある時ふと足が止まって学校に行けなくなるケースが多いそうです>保健室登校
今回のエピソードはそれを参考にして広げましたが、一つに絞られるような「これ」といった原因・理由はぼかしてます。決定的な何かが無くても、たぶん行くべきところに行けなくなる瞬間は誰にでもあると私は思ったので。
次回も楽しみにして頂けて嬉しいです。
それから丁寧にお気遣いまで、ありがとうございます。
実を言うと本作は既にエピローグまで推敲済みですので、あとは定日通りに更新していくだけだったりします。なのでこうしてコメントに返信している時間は息抜きになっていますし、エネルギーを貰う時間にもなっています。
細かなところまで、本当になんとお礼を言ったらいいか……逆に気を遣わせてしまって、ちょっぴり申し訳ないくらいです……(笑)
今は新しい作品のプロットやキャラクターを練っていますので、そちらは公開の目途が立ったら近況ノートで報告しますね。
日々続く毎日に疑問を持つこと、私もありましたねぇ……。きっと、誰もが一度はあるのではないでしょうか。
でも多くの場合は周りに理解されず、伝えたとしても正論で諭されます。
それが分かっているから、なお鬱屈した感情がこもるんですよねぇ……。
同志であり、理解者であり、共犯者を得た2人は、幸せでしょうねぇ。
私もそんな相棒が欲しかった……。