1945年 第2次世界大戦、東部戦線におけるゼーロウ高地の戦いから物語は始まります。ここを突破されれば、ソ連軍の前にはベルリンまでさえぎるものはありません。
砲声。キャタピラの音。焼けるエンジン。鬨の声と呻き声。
鬼気迫る戦闘シーンには息を呑みます。
そしてベルリンの地下壕で、時に激しく時に静かな狂気を表す独裁者、ヒトラー。
この男の夢と絶望が粛として描かれています。
えっ、これで終わり? と、続きが読みたくなるほど、緊迫感と静寂さのコントラストが美しい小説です。
WW2歴史ものがお好きな方は是非お読みください。損はしないですよ!