第63話 無垢な気持ちが動かしたもの、二つ



 慌ただしく全員が飛び出していった聖堂は、急に静寂に包まれた。

 聖堂正面の扉に視線が釘付けになったまま茫然と幸が座り込んでいると、頭上から声が掛けられる。

「幸」

 呼ばれると同時、幸の目線はふわりと高くなった。頬に当たる感触に顔を上げると、近い位置で見下ろしてくる氷室と目が合った。

「あの、……」

 戸惑いは最後まで言えなかった。

 横抱きにされている。

 格好も相まって、本当にお姫様になった気分だ。幸が混乱している内に、氷室は真紅のヴァージンロードを出口に向かってゆっくりと歩き出した。

 誰もいない。

 光だけが降り注ぐこの聖堂には、僅かな衣擦れと柔らかな靴音だけが響いた。

 

 そして幸は今、小さな部屋で氷室と向き合っている。朝に一人で祈りを捧げたあの小部屋だ。

「ここ、稜さん入っていいんですか?」

 最初に案内された時、花嫁だけが許される部屋だと幸は聞いた。それを、男性である氷室が足を踏み入れてもいいものなのか。それとも信者ではないとはいえ古い付き合い、禁忌に触れているかどうかはわきまえているのか。

 氷室のことだ、きっと後者に違いないと予想したが、しかしそれは直後に裏切られた。それも明後日の方向に。

「妻になった相手の部屋に夫が入れない道理があるか」

 花嫁にだけ許されるというのは、誓いの前には何人も、夫になる者さえその純潔を汚してはならないからであって、誓いが神の御前で立てられた今の立場ならば問題にはならないという。

 ふーんそうなんだ。

 納得しかけた直後、幸の眉間に皺が寄った。今の説明を丸呑みするには、多少――いやかなり、納得し難い点がある。

「でもそれ、私たちには当てはまらないですよ、ね?」

 夫婦となれば適格者と見做されるらしいが、そもそもこれは偽装結婚なので論外なような気がする。

 芝居は終わりだ。

 これから自分たちは急いで着替えて、病院に行かねばならない。

 だが着替えるだけならば、この神聖な部屋でなくていい。どこか別の、それこそ幸が支度をした部屋で充分事足りる。移動しようと幸が腰を上げると、氷室の手に肩を押さえられてしまった。

 すとん、と幸はもう一度椅子にかける。

 まるで「行かせない」とでも言いたげに、氷室が目の前に立っている。首を傾げながらも、幸は声を掛けた。

「稜さん、ここじゃなくてお仕度の部屋がありますから、そっちで着替え」

「この部屋でなければ意味がない」

「意味がないって、……なんで?」

「夫婦に許される部屋だ」

「でももう皆いないし、お芝居はしなくてもきっと大丈夫ですよ」

「芝居ではなくて、……やっぱり伝わってなかったか」

 氷室が渋い顔になる。

 え、何が。思わず幸は目を瞬く。すると氷室が真正面に片膝をついて、幸の左手を取った。

「どこまでいっても直球で素直なお前を少しは見習うことにしたんだが、いいか」

「は?」

「俺は俺の気持ちに正直になろうと思う」

「はあ。良いんじゃないでしょうか」

「本当に?」

「はい。好きなものとか教えてくれたら、もっとご飯にバリエーションが増やせますし」

 氷室が何を思って確認を重ねてくるのか分からないが、我慢は身体に良くないだろう。食べられないものはないと以前に聞いたが、これまでの献立に不得手なものがあったかもしれない。

 これからしばらくは幸が毎食の食事を作ることになる。

 そうであれば、あまり遠慮や我慢はしてもらいたくない。そんな単純な考えで幸は同意したのだが、何が可笑しいのか氷室はくく、と喉を鳴らして笑った。

 そして、

「この体勢でその台詞が出るのがお前らしいよ」

 ときた。

 それも初めて見たような春の日差しを彷彿とさせる優しい顔で。思わずその表情に騙されそうになるが、幸の眉は八の字に下がった。

「それ褒められてないですよね」

「褒めてるぞ。そうでなきゃ、三回目のプロポーズなんぞしない」

「プロ、……? 三回目って」

 言葉は氷室のキスに遮られた。

 左手の薬指に光る真新しい結婚指輪に、端正な唇が触れている。視線は幸を真っ直ぐに捉えたままだ。跪いて手にキスを落とすなど、物語の騎士さながらだ。

 あるいは騎士というより王族のように見える。

 格好が第一級の正装であるフロックコートだ。艶やかなグレーが光を受けて輝いている。広い肩幅に目を奪われていると、氷室の目元が緩んだ。


「大切にする。一生守ると誓うから、俺と結婚してくれ」


 跪いたままで、氷室は眩しそうに幸を見上げてくる。

 戸惑いすぎると人は言葉を失う。ここで「芝居は必要ない」と重ねて言ったところで、それは無意味だ。先に指摘したばかりであるし、聡明な氷室が気付いていないはずがない。 

 では何故。

 本気のプロポーズをされるに至った理由に心当たりはない。二度と結婚はしないと断言していた人だ。意志の強さは折り紙付き、同情程度でその心は動かされないだろう。


「好きになった。それ以外に理由が必要か?」


 心の中を読んだかのように氷室が言う。思わず幸は首をふるふると横に振った。好きな人から好きだと言われて、断る理由はない。

 掲げていた幸の左手が、そっと膝の上に戻される。

 跪いていた姿勢から一転、膝立ちになった氷室が幸の肩を抱き込んで、額に額をこつん、と当ててきた。


「……返事は?」


 こんな甘い体勢でそんな押しの強いことを言われても困る。


「返事」


 押し黙る幸に更なる追い討ちがかかる。

 声が甘く低い。何かこう、絶対に断られることはないという確信に満ちた響きに聞こえるのは気のせいか。余計なことを考えた罰が当たったのか、直後に腕の拘束がきつくなった。


「返事。早く」


 矢継ぎ早の督促に耐えかねて、氷室の言葉の真意を斟酌する余裕もなくとうとう幸は応えた。「はい」と一言、蚊の鳴くような声で。すると氷室が満足気にもう一段階笑みを深めた。「合意だな」と呟かれてすぐ、何の断りもなくキスが降ってきた。

 涙を拭うのに触れるだけだったこれまでとは違う。

 唇に深く、情熱的に迫る。


「ん――んんっ」

「駄目だ」


 苦しさと恥ずかしさに氷室の胸を押し返そうとしたが、幸の手はあっさりと大きな手に包まれ抵抗できなくなった。身を捩るが氷室の身体はびくともせず、言葉通り逃れられなかった。

 どれくらいそうしていたか分からない。

 ようやく離れた唇に幸が肩で息をしていると、氷室が幸の頬に手を添えて言った。「好きだと――守りたいと思うこの気持ちを、他にどう表わせばいいのか分からない」と。

 その手に寄せた頬に、涙が一筋零れ落ちた。


*     *     *     *


 コンコン。


 扉から響いたノックは、頬にもう一度軽いキスを落とし氷室が立ち上がったと同時だった。まるで見計らっていたとしか思えないタイミングだったが、さして怪訝な顔もせず氷室が取り次ぎに出た。

「はい」

「取り込み中すいませんね。そろそろいいかと思ってノックしたんだけど」

 言いながら、スーツ姿の慶次が氷室の脇からひょこりと顔を覗かせた。

 椅子に座っている幸を見て嬉しそうに笑う。ひらりと手を振りながら部屋に入ってきた弟を見て、兄が「ん?」と引っ掛かりを覚えた顔になった。

「そろそろ? どういう意味だ」

「いや、兄貴たち捜してたらシロとキンとつーさんがこの部屋の扉にかぶりつきでさ」

 この弟御は一体何を言い出すのだろう。

 思わず幸と氷室の声が「は?」と重なったのは致し方ない。しかし慶次は肩を竦めるのみだ。

「とりあえず、少なくとも兄貴が中にいるのは分かったから入ろうと思ったら、シロにめっちゃ威嚇されて入れなかったのよ」

 結局慶次は扉に耳をそばだてるどころか、一メートル手前にも近寄らせてもらえなかったらしい。

 それでやむなく様子を窺うのを諦めて外に突っ立っていたそうだ。伏せたり立ったり毛を逆立てたり忙しい二匹と、その横でひたすらにやついているおっさんを眺めつつ慶次がぼんやりしていると、やがて獣二匹は盛大に尻尾をぱたぱたと振り、おっさんはガッツポーズを決めた。

 なんか良く分からんが盛り上がっている。

 そこでそろそろ良いのかと近づくと今度は威嚇されなかったので、ノックした次第だという。

 微妙な気持ちで幸は斜め上に視線を投げた。横目で見下ろしてくる氷室と目が合う。どこか照れたように、氷室が頬を掻いた。

「とにかく二人共まずは着替えて。病院に送るから」

 現実的な慶次の言葉に、幸は慌てて立ち上がった。

 そうだ。

 本物のプロポーズに腰砕けになっている場合じゃない。雄三は救急車で運ばれて、容態は今なお知れない。一刻も早く駆けつけなければ、最悪その瞬間に傍にいられないかもしれないのだ。



 それからはばたばたと慌ただしく着替えを済ませ、神父と修道女たちそれぞれにお礼もそこそこに教会を発つことになった。

 疲れているだろうからという理由で、慶次が運転だ。

 氷室の車は颯真が使っているらしい。彼にとっての両親である真と志乃、そして姪の結を乗せて救急車の後を追って行ったという。ちなみに檀はというと、彼女の車で同じく早々に出発しているようだ。

 助手席に氷室が座り、幸は後部座席に収まった。

「それじゃ出発するよ」

 そういってスターターに手を伸ばした慶次が、不意にその動きを止めた。フロントガラスの向こう、広い駐車場のとある一点を見つめている。

 氷室も幸も同じように見るが、いかんせん二人共見える目を持っていない。

 固唾を飲んで様子を窺っていると、慶次は一度氷室の背中を見てから口を開いた。

「あの猪がいる」

「えっ。でもこの前、白金山で……」

「うん、二度と悪さできないように説教したから心配ないよ。大きさももう普通の猪だし、ぼろぼろでほとんど力も残ってないから、俺達には近づくこともできないんだけど」

 幸の疑問には丁寧に答えてくれながらも、言いづらそうに慶次が語尾を濁す。

 すると氷室が「仕方がない」とでも言いたげにため息を一つ吐いた。

「どうせシロとキンが幸を守る。滅多なことはない、心配するな。どうした?」

 静かな氷室の言葉に、慶次がおや、と眉を上げる。

「守るって言ったって……え? ははーん、なるほど。そういうことね。あーだからさっきのお祭り騒ぎか。んーなるほどおっけー把握したわ」

「……色々と余計だ」

「まあいいじゃん、めでたいことだもの」

 急にうきうきと声を弾ませて、慶次がにやにやし始めた。

 助手席の氷室は心底嫌そうな顔を向けている。しかし上機嫌の慶次にはまったく牽制になっていないようで、その笑顔――というかにやけは留まるところを知らない。

「それで、一体何なんだ」

 痺れを切らした氷室が問い詰める。

 先ほどの深刻そうな表情から一転、慶次はいつもの軽い調子で人差し指を立てた。

「ちょっとした提案なんだけどね。良い機会だから、あの猪を条件付きでさっちゃんの守り人にするとかどう?」

「守り人だと?」

「ちょっ、気持ちは分かるけどそんな物騒な顔にならないでくれって。ほんと、どこにスイッチついてるんだよおっかねえなもう……さっちゃんの背中は今誰もいないんだから、悪くないと思うぜ」

「信用ならん。また危害を加えられたらどう責任を取るつもりだ」

 氷のように冷えた氷室の声に、慶次が慌てて手をぱたぱたと振る。

「だから条件付きって言っただろ。シロかキンにお目付け役を頼めば間違いない。夫婦になったんだからそれくらい朝飯前だ」

「……それで?」

 感情の上では納得していなさそうだが、説明には筋が通ると認めたのか、氷室が先を促す。

「なんでわざわざ守り人にって?」

「ああ」

「どうしてもさっちゃんの傍にいたいらしいよ。だから最後の力を振り絞ってまでここに来た。方向さえ間違わないように正してやれば、これ以上ないくらいに良い守り人になる」

「……そうか」

 氷室が舌鋒を収めた。

 それを了承と解したか、慶次が後ろを振り返ってきた。

「どう?」

「どう、と言われても……」

 正直なところ、あの猪が守り人になることに関してそれがどのくらい危険なのか、またどれほど有益なのかは幸には判断がつかない。

 ただ少し思うのは、それなりに強力な守り人がいるのであれば、今後氷室の手を煩わせなくて済むだろうか、という小さな期待だ。

「私はどっちでも。危なくないなら、それでいいです」

「ん、じゃあ契約成立ということで」

 慶次がぱん、と柏手を打った。

 それから数分、慶次が祝詞のような言葉を上げた。

 何を意味するのかは分からなかったが、猪が守り人になる為に必要な儀式なのだろう。いつもいつも想定の斜め上を行くあちらの世界のことだから、実際は雇用契約書を読み上げてました、というオチでもまあ驚かないが。

 言葉が途切れたのを見計らって、幸は最後に気になったことを聞いてみた。

「どうしてそんなに好きになってくれたんでしょうね」

「ん?」

「心当たりがなさすぎて、なんでだろうなあって」

「訊いてみる?」

「そんなことできるんですか?」

「うん。今は契約締結の一歩手前――さっちゃんの承認待ちだから、さっちゃんの気持ちは繋げないけど。逆はもうじゃんじゃんできるから」

 出た。またしても絶妙というか珍妙な説明が来た。

 一瞬引きつりながらもいつものことだと言い聞かせ、幸は「お願いします」と頭を下げた。

 やがて幸の頭に映像が浮かんできた。

 青森のあの山だ。夏の青い山、冬の雪化粧の山。迷子になったあの日以外にも、もはや幸自身が覚えてもいない山で遊んでいた数々の景色が流れてくる。

 ふと気付けば隣にあの猪がいた。慶次の力のお陰で、幸にも一時的に見えるようになっているのだろう。初めてではないので特に驚きはしない現象だ。

 猪はもう黒ではなく、茶色の毛皮になっていた。大きさは山のようだった数日前に比べると、少し大きなぬいぐるみ程度に縮んでいる。後部座席にお座りができるレベルだ。

 猪は項垂れたように座ったまま微動だにしない。その一方で、頭に流れ込む映像は途切れずに続いている。

「よく、分からないんですけど……?」

 見える映像はただ幸が遊んでいる場面ばかりだ。音声も何もなく、そこから読み取れる情報はそう多くはない。

 慶次は宙に視線を彷徨わせ、それから幸に向き直った。

「山のものを何も持っていかなかったからだって。そんな人間はいないと思ってたらしい」

 理由は淡々と続けられた。

 あの親戚の山以外で、猪が他に統治していた山には悪い人間が沢山入っていたこと。山の実りを根こそぎとり、動物たちの命を奪う、そんな人間ばかりで心底人間を憎んでいたことを明かされる。

 場がしんと静まり返った。

「まあ、……俺達人間に、非がないっちゃあ嘘になる」

 ばつが悪そうに慶次が頭を掻いた。

 自分達が直接手を下したことではないけれども、きっと、彼らには皆一様に見えたことだろう。それは自分達がカラスに区別をつけないように。ゴミを漁るカラスが一羽でもいれば、カラスとはそういうものだと考える。どの個体が漁るのかは問題ではないのだ。

 同じことだ。

 幸の胸が痛くなった。

 そんな些細なことがこれほどまでに強い想いを抱く理由になったなど。どれだけ猪が心を痛めていたのかは計り知れない。それでも尚傍にいたいと願うその純粋さは、どこから来るのだろう。人間とは違う種族だからだろうか。それともただ、猪が優しいからか。

「条件なんていりません」

「おいおいさっちゃん、それは優しすぎるぜ?」

「だって、何を言ってもお父さんはもう治りませんし。それに、痛かったり悲しかったりしたのは、私だけじゃないんでしょう?」

 触れられるかどうかは分からない。だが幸は隣にうずくまる猪の背をそっと撫でた。

「ごめんね……」

 自分がやったわけじゃない。

 それでも誰かが謝らなければ、この猪が抱いたやり場のない怒りや悲しみはきっと消えない。そう思えば、自然と言葉が口から零れ落ちた。


 ごめんね。

 ごめん。


 ただその言葉だけが胸から溢れ出てくる。次から次へとこみ上げる。そして幸の瞳から涙が零れた。

 猪の背中を撫で続ける。

 本当は、幸に縋らなくてもいい未来があったはずだった。境界を越える者さえいなければ、この猪はきっと今でもあの深く青い森で静かに暮らしていた。


 許してとは言えない。許せないことはきっとある。

 でも、それでも、ごめん。


 心の中で叫ぶ。どうか伝わってほしい、そう願いながら同じ言葉を繰り返す。

 少しして、猪の背中が波打った。思わず幸は撫でていた手を引く。猪は濡れた黒曜石のような瞳で幸をその目に映した。どうするのだろう、幸が息を詰めて見つめていると、猪がそっとその身体を幸にすり寄せてきた。

 もう一度背を撫でようと伸ばした幸の手は、しかし猪に触れる前に固まった。

 猪の身体が震える。

 ふわ、と金色の光を帯びたかと思うと、強い輝きが猪の体躯から抜け出ていった。気付けば猪の身体は半分以下に縮んでしまっていた。

「だっ大丈夫!?」

 さっきまでの湿った空気はどこへやら、本当にぬいぐるみのようになってしまった猪――というより、もはやうり坊――を、幸は両手で抱き上げた。

 つぶらな瞳が幸を見上げてくる。

「ぷきー」

 鳴き声までうり坊だ。正確に言うと実際のうり坊の鳴き声は知らないが、小さい獣に相応しい鳴き声だと思う。

 どうしたらいいんだろう、これ。

 扱いに困り幸が前を見ると、考え込むように慶次が顎に手を当てていた。

「慶次さん。これ、この子、大丈夫なんでしょうか」

「……んー。多分」

「多分て……」

 絶句しつつも、何の力も持っていない幸にはそれ以上何をしてやることもできない。

 そしてこちらの心配を他所に、うり坊は幸の膝の上で小さく丸まって眠ってしまった。霞のように消えてしまわなかっただけマシか。そんなことを考えながら、幸は小さな背中を撫でてやった。

「病院、行かなきゃ」

「そうだな。慶次、頼む」

 兄の言葉を合図に、頼まれた弟はようやくエンジンをスタートさせた。

 

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