ひとりごと 5.6
ほんと良くない。
「またね」って駅前で君と別れて、
数時間後に寂しくなって、
すぐLINEしようとするの。
ずっと一匹狼でいられると思ってたのに、
一人でいても平気だと思ってたのに、
いつからだろうね。
こんなに弱くなったのは。
楽しかった日のあとは
笑って寝たい筈なのに。
どうしてだろう、泣けてくる。
二段ベッドの虚しさが嫌。
やっぱり駄目だ、こんなの
君の不安を増やすだけだ。
打ちかけた君へのメッセージを、
春嵐の雨に溶かして消した。
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