あのころ
オルゴールの音色を
懐かしむように
ぱらぱらと捲る想い出
戻りたい、なんて言ったら
液晶が泣き出してしまう
貰い涙は好きじゃない
時が止まった純情は
懐かしくて
愛おしいだけだから
ミルクが珈琲に溶けるなら
僕も同じ
ラテアートなんて要らないよ
あの頃失った
大丈夫
味の違う切なさを
今もこうして
吸っては吐いているから
変わらないのは
君への想いと僕の我儘
あの約束を ことのはを
繰り返しては悶える日々
移る景色を視る僕の
瞳は澄んだか濁ったか
君に映った実像に
憶えた「アイ」が飽和して
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます