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  • Some questions with naked motherへの応援コメント

    文芸部へのご参加、ありがとうございます。

    硝子張りの喫茶店で見たコーヒーゼリーの思い出から、幼い頃の記憶にひっそりと残る無言電話の音、そして病室で記憶が薄れゆく母との現在。散りばめられた記憶の断片が終盤で静かに繋がり、切なくも美しい真実が浮かび上がってくる、極めて文学的で深い余韻に満ちた素晴らしい作品を読ませていただきました。

    ■ 全体を読んでの感想

    日常のふとした回想の中に漂う小さな違和感と、大人になった主人公の視線によって記憶がひとつに組み合わさっていく構成の美しさに、深く引き込まれました。

    子供特有の純粋な目線で捉えられていた過去の光景が、年齢を重ねた今の知識と眼差しによって再解釈され、それまで見えていなかった物語の奥行きが一気に立ち上がってくる展開が実に見事です。

    ■ お題「伏線(ふくせん)回収」と描写の活用について

    本作は、お題である「伏線回収」を、単なる仕掛けや謎解きにとどめず、人生の記憶と時間の重みを描き出すための極めて高雅な文芸的表現として昇華されています。

    ・記憶の断片という「種まき」の丁寧さ
    喫茶店で聞いたひたひたと重なる轟音、無言電話の奥から聞こえる地響きのような雑音、そして母の不自然な言葉や行動。独立した日常の思い出として丁寧に置かれた「種」の数々が、読者の心にも静かな残像として刻まれていきます。

    ・音が繋ぐ見事な伏線回収
    終盤、喫茶店の記憶と無言電話の雑音が「空港のエンジン音」というひとつの点へと結びつく瞬間の鮮やかさ。伏線が回収された瞬間に、幼い頃の景色が全く違う意味を持って反転し、物語の世界が一気に広がっていく圧倒的なカタルシスを感じました。

    ・伏線回収がもたらす深遠な余韻
    仕掛けが明かされることで単に納得するだけでなく、母という一人の人間の生きてきた時間や心の機微に静かに思いを馳せさせるような、深い文学的な余韻が残る点がお題の活用として素晴らしいと感じました。

    ■ 最後に

    「伏線回収」というお題を通して、記憶のあわいに眠る真実と、切なくも美しい親子の情愛をこれほどまでに気高く紡いでくださり、本当にありがとうございました。

    また部室にて、あなたの紡ぐ、深く心揺さぶられるような素晴らしい物語に出会えるのを心より楽しみにしております。

    作者からの返信

    あぁありがとぅおうございまぁあしたぁ。

  • Some questions with naked motherへの応援コメント

    企画へのご参加、ありがとうございます。
    現実にも、よく考えると
    「あれ?」
    ってことがあるけど、私たちはただそれを見逃しているだけなのかも。
    心がざわつく物語でした。

    作者からの返信

    ありがとうございます。個々のトピックのほとんどは実際にあった事なのです。その点と点を繋げたらこんな事に。


  • 編集済

    Some questions with naked motherへの応援コメント

    これはいいですね。具体的にどこがいいのか語ると作品の旨味を消してしまいそうな非常に繊細で奇跡的バランスがいいです。隣の鷹仁さんもおっしゃってますが、この物語の魅力を伝えようとするレビューを書こうとすると、多分作品を邪魔してしまうでしょう。

    時系列が前後しているのに連続性が途切れず、そう云えばコーヒーゼリーが冒頭に出てきたな、と「思い出さねばならないほど」の容量の大きさを感じた物語でもありました。昔は地上波のドラマでもいわゆる「乳出し」の映像がワンシーンだけ入っているというのが流行りでしたが、今作はそれとは違う別種のゾワゾワした感じを呼び起こすものでもあります。こういうものが読みたくて、純分企画をたまにやりたくなるので、非常に楽しめました✨️ ありがとうございます。

    作者からの返信

    うぅおぁありがとぅございまっしゅ、某賞レース系自主企画ではガン無視されてしまった本作なのです。改めて考えるにモキュメンタリー的手法に近いかもです。

  • Some questions with naked motherへの応援コメント

    こんにちは。

    企画にご参加いただきありがとうございます。
    レビューを書かせていただきましたが、個人的には参加作品の中で一番面白かったです。
    子どもの頃の性欲のない目で見た母の身体と、少し大人になった後に追憶の中で浮かび上がる母の身体には、意味として大きな違いがあるのだと読んでて印象に残りました。そしてそれが、実の父への疑念に繋がることも。
    この辺り組み込んでかっこいいレビューを書きたかったのですが、ふんわりとした部分がこの作品の魅力でもあると思うので、どう書くか悩みました。
    素晴らしい作品をありがとうございます。

    作者からの返信

    ありがと様です。これ、幾つかのノンフィクション(実体験)にフィクションをまぶして繋いだような構成なんです。