『ドリーマーズ』(講談社文庫)柴咲友香【】への応援コメント
純文学って文章の美しさだったり、その人特有の美しさを研磨していくようなイメージなので、合わない人にはとことん合わないんでしょうね。
村上春樹先生も読むんですけど、ノルウェイの森以外は全然内容を覚えていないです。
作者からの返信
遠藤孝祐 さま
コメントありがとうございます。
そうなんですよね。
何をもって美しいと感じるかは、やはり人によるのですね。
村上春樹は、どちらかというとエンタメ系だと思ってました(´∀`*)w
ハードボイルドワンダーランドと騎士団長殺し、は面白かったなぁ~。
村上春樹も、人によっては嫌って方もいらっしゃいますよね💦
遠藤さんは、どういう作家さんの文章を美しいと感じるのか、興味があります~♪
★三つで収まるものですか。深く納得です。
私はテスト前に「賢者の石」を読み始め、大変なことになりました。素晴らしい思い出です。
作者からの返信
路地猫みのる 様
コメントありがとうございます。
ほんとそうですよね!?✨
テスト前は、まずいです(´∀`*)ww
編集済
【522冊】学生時代に読んだ本のタイトル一覧(※未更新。)への応援コメント
獣の奏者、大大大好きです〜♪
他にも好きなタイトルがいくつもありました(*´∀`*)なんか嬉しい。
時代小説、結構読まれているんですね、なるほど〜って感じです(*^^*)
作者からの返信
🔨大木 げん 様
コメントありがとうございます~♪
なんと!
お揃いですね(ノ*>∀<)ノ♡
私も嬉しいです~~~♪✨
時代小説も結構すきですね~。
あの堅い空気感も好きだし歴史小説が好きなのです。
でも自分じゃ書けないというww
こちらまで読んでくださりありがとうございます~!
(エッセイ)私の本屋への応援コメント
私の父母も読書が好きでした。
本読みは遺伝すると信じて子供たちに読み聞かせしましたが……今のところマンガばかり読んでいます(;^ω^)
因みに嫁さんちは読書しません。
遺伝とは双方からするものなり(笑)
残念!
作者からの返信
🔨大木 げん 様
コメントありがとうございます。
げんさんの遺伝子にも本好きの遺伝子が……!✨
うちも同じく……夫んちは読書しません。
息子たちも……読んでいるのは漫画ばかりですね。
わかるぅ~。゚゚(*´□`*。)°゚。
『アルケミスト』(角川文庫)パウロ・コエーリョ【★★★】への応援コメント
ありすさんの抽出した言葉の数々に惹かれます(*´∀`*)
作者からの返信
🔨大木 げん 様
コメントありがとうございます。
いやほんと、どこをとっても素敵な言葉ばかりで。
これらの言葉に何か感じるものがあれば、きっと読んだら気に入ると思います!
夢を追う気持ちに火をつけてくれますよ🔥
『アルケミスト』(角川文庫)パウロ・コエーリョ【★★★】への応援コメント
これは……ちょっと気になります。
作者からの返信
遠藤孝祐 さま
コメントありがとうございます!
是非、手にとる機会があれば読んでみてください~✨
編集済
リクエストにお答えいただきありがとうございます。
あいまいさで想像力を刺激したり、断定的じゃないようにいうことで答えを絞らせないで結論を出させない……やってますね。
それじゃあ僕もきっとモテモテに←なってない。
まああくまで小説でやるだけで、実際は誤解を与えないようにむしろズバッと言いますし……。
風雅様の目を通した上での感想、楽しく読ませていただきましたありがとうございます。
作者からの返信
遠藤孝祐 さま
コメントありがとうございます。
この本の帯に、「本気の異性以外には、絶対試さないでください!」と書いてあるのです。
そんなに?!( ゚д゚)ハッ!
と、思わなくはないですが、目を惹くのでキャッチコピーとしては大変よく機能しているな、と。
人は、やっちゃダメ!と強く言われるとやりたくなりますよね(笑)。
タイトルとキャッチコピーにも心理術が使われているように感じました。
なかなか読むだけでも楽しい内容になっていましたので、もし目にする機会があればちらっと見てみてください^^
こちらこそ、リクエストと、感想をお読みくださり、ありがとうございました!
令和のすすめ
風雅ありす様バージョン!
興味深い。書かないとおっしゃっているけど。
読んでみたいなあ。
作者からの返信
しゃもこ 様
コメントありがとうございます!
私が書いたら、ただ学校教育への不満たらたらのエッセイになりそうですww
でもちょっとだけ書いてみたいなと思ってしまいました(´∀`*)
お読みくださり、ありがとうございます!
名古屋市は子供の医療費無料だった気がします。
というか福沢諭吉は孔子が嫌いなんですね。孔子も割と理想論ですが、福沢諭吉も理想論だと感じました。孔子は割と好きではあります。
似ているからこそ、相反するのかもしれませんね。
また自分で読んでみようと思います。
作者からの返信
遠藤孝祐 さま
コメントありがとうございます。
なんと、名古屋市は子供の医療費が無料なのですか!✨
素晴らしいですね。
どうやら孔子のいう儒学というのは、古い儒教についての教えをひたすら写経して学ぶというものらしく、そういう古い考えを盲目的に学ぶ姿勢を福澤諭吉は否定しているようです。
世界の文明を発展させてきた科学の進歩は、西洋や欧米の新しい研究や技術を得てのことなので、そういった新しい考えを学ぶべきだという考えだとか。
『学問のすすめ』を読んだだけでは、そこまで書かれていないので、広い見識が必要なようです(;゚∀゚)
もし、読まれるようでしたら遠藤さんの感想も気になります^^
ありすさんの正直でストレートな感想、好きですww
当時の庶民は学問が無い人が多かったので、この作品に感銘を受けて大ヒットしたのでしょう。ここから現代にマッチする内容に取捨選択して誰かが令和版を作ってくれるといいかもですね。
作者からの返信
🎐三杉令 さま
コメントありがとうございます!
そう言っていただけると嬉しいです(*´艸`*)♡
なるほどですね!
当時の庶民はまだ義務教育とかなかったのか……?
それはもう異世界ですね( ゚д゚)ハッ!
むしろ学べないからこそ学びたい気持ちが強かったかもしれませんよね。
無理やり学校へ行かされてイヤイヤ勉強させられて……これもっと何とかならんのかなぁ~と思っているのですけど💦
みんなまず、学問のすすめを読めばいいですね。
令和版の学問のすすめ、誰か書いてくれないかしら~|д゚)チラ♡
風雅ありすさん!!
私のことを憶えてくださっていて、また、「青山のすゝめ」を覚えてくださっていてありがとうございます。
私が、この本をいたく感心したのは、この本を書いた時期とその「時代に捉われない考え方」と胆力です。
この本が書かれたのは、江戸時代が終わって僅か数年。江戸時代といえば、切腹や切り捨て御免がまかりとおり、武士が大威張りであった時代。そんな時代にあって、「女性だからといって、勉強しなくてよい、というのは、もっての他のおかしな考えである」的な、およそその時代にあった「女は黙っとれ」的な考えはなく、極めてニュートラルで高い精神性・先見性があり、ただ、論語を読めばいい、というのではなく、考えの社会実装の重要性までを説いた、世の常識に囚われない、素晴らしい内容とそれをあの時代に発表する胆力に感服いたしました。
さすがは、日本国の一万円札の顔になるだけのことはある!と感服しましたね。
自分が、鎖国をしていたような島国日本にあって、あれだけのグローバルでニュートラルなオピニオンを持って、堂々と発信できるか!?と自問すれば、その答えはNoです。福澤諭吉スゴイ!
ところで、風雅ありすさんの読書の数々は、素晴らしいものをたくさん読んでますね!それにも感心しました。こうして、読んだ本の感想書き留めておくのいいですね!素晴らしいと思いました。私も読んだ本あったら、読んでみます。
読み手によって、これだけ感想が違うのも面白いですね。
『学問のすゝめ』あんまり面白くなかったようで、スミマセンでした。
ただ、当代随一の国語学者である斎藤孝さんも「これは国民皆読の書である!」との思いから、現代語訳されているわけで、ご寛恕を!
今後とも、ますますのご交誼のほど、よろしくお願い申し上げます。
作者からの返信
青山 翠雲 さま
コメントありがとうございます。
なるほど!
当時の時代背景で考えると、確かに胆力ある作品ですね。
私は、今の時代の目線でしか読めていなかったので、そういう視点があったかと目からうろこでした。
この作品が書かれた時代についての見識理解がないとそこまで想像ができませんね。
青山さまの見識の深さがよくわかります。
現代語訳だったので、実際の表現がどうなのかわかりませんが、結構過激な言葉で書かれていて私も驚きました。
福澤諭吉の研究分野は、政治思想や哲学、教育についてだったのかな?
私はどうも政治が苦手で(;^ω^)
社会の一員として必要なのはとてもわかってはいるのですが、なかなかこの手の本を自ら読もうとはならないので、青山さんにおすすめしてもらえてよかったと思っています^^
謝る必要なんて全くないですよ!💦
理系の知識について書かれた新書は好きなんですけどね~。
青山さんの読書歴も大変興味があります。
もし、読書感想文を書かれる際は、是非拝読させていただきます!✨
いろいろと教えていただき本当にありがとうございました!!^^
『火車』 (新潮文庫) 宮部 みゆき【★★】への応援コメント
高校生の時に、通学のお供に読んでました!!
大人になると働いてお金ある分、どんどん使っちゃうんだな。クレジットカードこえぇ〜〜
って思って。そのおかげで、大人になった私は今も大きな買い物はしない生き方ができてる気がします。ありがとう〜笑
文量あるのに、楽しくてするする読めるんですよね!
作者からの返信
発芽 さま
コメントありがとうございます!
サクサク読めますよね~(´∀`*)
こういう先を読ませる書き方ができるようになりたいなぁと思います^^
クレジットカードは確かに恐い!…: (´◦ω◦`):プルプル
今はもっぱらスマホでピッ、なので……気をつけねば~!(;´д`)
こちらまでお読みくださりありがとうございます(´∀`*)✨
『ぼくらの七日間戦争』 (角川文庫) 宗田 理【★★★】への応援コメント
宮沢りえさん主演の映画を見ました。
懐かしい。
面白かった記憶があります。
作者からの返信
滝口アルファ 様
コメントありがとうございます。
返信が遅くなり失礼しました💦
古い映画は私も見ました!
ちょっと前にアニメ映画化もされましたしね。
時代が変わっても愛される作品というのは素晴らしいです。
『伊豆の踊子』(新潮文庫)川端 康成【★】への応援コメント
昔、読みましたが、
私も、どこが良いのか、さっぱりでした。
沈黙は金?様のコメントも拝読しましたが、
内容がスカスカですよね。
これが、ノーベル文学賞作家の短編?
うーん、文学とは何ぞや?
作者からの返信
滝口アルファ 様
コメントありがとうございます。
内容がスカスカ……(笑)。
う~む(゜-゜)
私は、芥川賞の小説を読んでも何が言いたいのかよくわからないので( ˊᵕˋ ; )💦
何か深い意味があるのかと勘ぐってしまいます(´∀`*)
『君の膵臓をたべたい』 (双葉文庫) 住野 よるへの応援コメント
アニメ映画で見ました。
そしてガッカリしました。
これがヒット作?と
疑問に思ったのを思い出します。
作者からの返信
滝口アルファ 様
コメントありがとうございます。
アニメ映画をご覧になられたのですね。
悪いわけではないのですが、ただちょっと持ち上げられすぎてしまった感は否めませんかねぇ~(・ω・;)
ヒット作の定義とは何ぞや?!とw
売上かしら( ºωº )
『すベてがFになる』 (講談社文庫)【★★】への応援コメント
ドラマで見ました。
ドラマのほうは面白かった記憶があります。
原作とはテイストが違うんでしょうね。
作者からの返信
滝口アルファ 様
コメントありがとうございます。
ドラマの方は見てないんですよぉ~(´•̥ ω •̥` )
今度見てみます♪
【522冊】学生時代に読んだ本のタイトル一覧(※未更新。)への応援コメント
ちょいちょい私も読んだことあるタイトルがあってニヤニヤしました。
まさか「「世界征服」は可能か?」を私以外にも読んでいる方がいたとは……
作者からの返信
バリー・猫山 さま
コメントありがとうございます。
読んだことあるタイトルがありましたか!
嬉しいです(´∀`*)
「「世界征服」は可能か?」
このタイトルを見たらスルーなんて出来ませんよねww
『発達障害の子どもたち』(講談社現代新書)杉山登志郎【★★】への応援コメント
20年前のアメリカでは既に、発達障害に関してさかんに議論されていました。
日本は遅れているし、研究や対応する人が少なすぎる、マスコミももっと注目すべきだと思います。
作者からの返信
🐧三杉令 さま
コメントありがとうございます。
海外の事情がどうなのか興味が湧きました。
教育方針も日本とは全く違うでしょうしね。
確かにマスコミは、こういうことにこそ目を向けて発信して欲しいですね!
『テメレア戦記1(上)』(静山社)ナオミ・ノヴォク【★】への応援コメント
静山社はハリーポッターの出版社ですね。
ナオミ・ノヴィクの作品は気になります。その内読んでみたいですね。
感想あげていただきありがとうございました。
作者からの返信
🐧三杉令 さま
コメントありがとうございます。
そうなんですよね!
色々と興味深いファンタジー作品はあるのですが、実はハリーポッターくらいしか読んでいないことに気付きました(;^_^A
参考になれば幸いです(*ᴗˬᴗ)
【522冊】学生時代に読んだ本のタイトル一覧(※未更新。)への応援コメント
レンタルマギカとかミミズクとか懐かしいなぁと思っていたら、六人の兇王子からの金翅のファティオータでテンション爆上がりました……ありがとうございます_○/|_土下座
(同じものを読んでた人を全然見かけなかったので、名前を挙げてくださってとても嬉しいです……)
作者からの返信
くろこ(LR) 様
コメントありがとうございます。
体調不要のため、お返事が遅くなり申し訳ありません💦
もしかしたら、ご年齢が近い方かも~(*´艸`*)
なんて嬉しく思いながらコメントを読ませて頂いておりました。
最近のラノベはさっぱりなのですが、昔はよく読んでおりました^^
コメント嬉しかったです。
ありがとうございます(*ᴗˬᴗ)
『塩の街』『空の中』(角川文庫)有川 浩【★★★】への応援コメント
「塩の街」「空の中」「海の底」の自衛隊3部作‼︎
私も好きな作品です。
また、「クジラの彼」という作品では、「空の中」と「海の底」のスピンオフ作品が入っているので、ぜひ読んでみてください‼︎
作者からの返信
EVI 様
コメント嬉しいです^^
ありがとうございます!
有川浩は大好きでして、もちろん「クジラの彼」も拝読済みです!
実は、私の父がクジラだったのでとても興味深かったですw
有川浩の「レインツリーの国」も好きですねぇ(*´艸`*)
お話できて、とっても嬉しいです♪
五つ星だww やはり傑作なのですね!
作者からの返信
🌳三杉令 さま
コメントありがとございます!
これだけ五つ星www
JKローリング先生も、息子さんのために書き始めたんですよね。
母の愛がつまっているのです。
『伊豆の踊子』(新潮文庫)川端 康成【★】への応援コメント
孤独や憂鬱な気分から逃れるために、伊豆の旅へ出た青年の体験や旅情が書かれている。青年は旅の途中で旅芸人と出会い、踊り子と触れ合うことを通して気持ちが和らぎ、踊り子に淡い恋心を抱くという話。
作者からの返信
沈黙は金? さま
コメントありがとうございます。
なるほど。
旅の風情とか、踊り子との恋を味わう作品なのですね。
また、今度ちゃんと読んでみようと思いました^^
ありがとうございます!
『ポトスライムの舟』(講談社文庫)津村 記久子【★★】への応援コメント
風雅さまの感想文、面白い! 思わず吹き出してしまった。
会社をやめたいと考えている若い人達がこれを読み、妙な勘違いをしないよう祈る。という一文、傑作ですよ!
芥川賞は、肌が合わないようですね。分かります。
僕の場合、結構芥川賞作品持っているのですが、1回読んでも解らないから、2回読む、それでも解らないから3回読む、という風に5回くらい読んで感想を書いてみようと思うんだけど、何も頭に残っていない。骨折り損のくたびれ儲けなんですよ!
一時期、芥川賞に憧れていた時期がありまして、無理して芥川賞作品ばかり読んでいたんです。そして、純文学系の新人賞に応募しても箸にも棒にも引っかからないので諦めたのです。
芥川賞作品、何が言いたいのか分からないんだよー!
作者からの返信
沈黙は金? さま
コメントありがとうございます。
返信が遅くなって申し訳ありません💦
芥川賞は、何冊か読んで、合わないなーと思いました(;^ω^)
そもそも文系じゃないので、こういう文章表現が素晴らしい、とか、そういう知識が皆無なのです💦
おそらく、歴代の芥川賞を読んでいけば、文章技術(?)の推移みたいなものを感じ取れるのかもしれませんけども。。
5回も読んで何も頭に残らないというのは、かなりショッキングですね(;^_^A
言いたいことがないのが文学なんですかね?💦
難しい~(;'∀')
『蜘蛛の糸・杜子春』(新潮文庫)芥川 龍之介【★★★】への応援コメント
杜子春は、人間の本当の姿みたいのを感じました。
作者からの返信
沈黙は金? さま
コメントありがとうございます。
そうですそうです!
真理ですよね!!
芥川龍之介は、分かりやすいんだけどなぁ。
なんで芥川賞って、よく分からないんだろう……謎。
『乳と卵』(文春文庫)川上 未映子【★】への応援コメント
これ、主人公の姉が豊胸手術するために、上京してくる話ですよね。
僕も読みました。姉の娘の緑子が、日記みたいのをつけていて、
それを不気味に思いました。
芥川賞の作品は、最後に答えが出ないから、読後、不安になります。
ポトスライムの舟 津村記久子も読んでますよね。
これも芥川賞作品。働く女性について書かれた、意外と読みやすい話。
これ、どう思いました?
作者からの返信
沈黙は金? 様
コメントありがとうございます。
そうですそうです。
読んだの、かなり昔なので、うろ覚えですが、それでも最後のシーンは衝撃で覚えています。
生卵を頭から被るシーン。
若い頃に読んだので、よく分からなかったけど、今読んだら、また違った感想を抱くのかもしれませんね。
読後に不安になるの、わかります!
私は、直木賞の方がエンタメで分かりやすくて合っているかも💦
芥川龍之介は、分かりやすいのになー。
なんでだろう。
ポトスライムの舟、更新しました!
あまり大した感想書けてませんが💦
私も社会人になっていたので、わかる部分も多かったです^^
『さようなら』(青空文庫)田中英光【★】への応援コメント
この話を、随分前に読んだので、読み返してみてかなり忘れていることに気付きました。この話を、紹介した理由は、太宰繋がりというだけです。
風雅さまの、感想を読んでいて、それだけ反発心を抱くほど感情に火が付いたということは、それだけ一生懸命読んでくれたという証であり、僕は恐縮しております。
僕が思うに、読書は話に共感することではないと思っています。
だから、風雅さまのように批判を全面に出すのも一つの答えだと僕は思います。
この話は、私小説になるのですが、感想は人それぞれだと思います。
僕が、田中英光を知ったきっかけは、文藝春秋2011年3月号の中で芥川賞受賞者インタビューというのがあって、西村賢太が、田中英光の話をしていたことからです。
それで、「さようなら」と「野狐」を知りました。西村賢太という作家は、かなり私小説にのめりこんでいる作家でした。
僕の「さようなら」についてのイメージは、冒頭の
右はすべて外国語の「さようなら」だが、その何れにも(また逢う日まで)とか(神が汝の為にあれ)との祈りや願いを同時に意味し、日本の「さようなら」のもつ諦観的な語感とは比較にならぬほど人間臭いし明るくもある。「さようなら」とは、さようならなくてはならぬ故、お別れしますというだけの、敗北的な無常観に貫ぬかれた、いかにもあっさり死の世界を選ぶ、いままでの日本人らしい袂別な言葉だ。
……「さようなら」の空しく白々しい語感には、惜別の二字が意味するだけのヒュウマニテも感じられぬ。
この冒頭の文章が、後のドロドロの話、全てに当てはまると僕は思いました。
薦めた僕に、責任があると思いました。最後まで読んでくれてありがとうございます。感謝しています。
最後の部分、
(ではその日まで、さようなら。ぼくはどこかに必ず生きています。どんなに生きるということが、辛く遣切れぬ至難な事業であろうともー)
ここのところですが、僕は思うに、さようならという言葉を発しているので死を意味しているものと解釈しました。ぼくはどこかに必ず生きていますは、あの世に行って、空から皆を見守っていると解釈しました。
あと、一番最後に(一九四九年一一月)と書かれていますが、田中英光の亡くなった日は1949年11月3日なので、この話を書いて直ぐに亡くなっているものと思われます。
人それぞれ、読書に求めるものは様々だと僕は思います。だから、色々なジャンルの本が存在するのだろうし、好き嫌いも人それぞれ違うものと思われます。
今回のことで、ご気分悪くなされたのなら、ハッキリと仰って下さい。謝りたいと思います。ごめんなさい。
作者からの返信
TO:沈黙は金? さま
コメントありがとうございます!
いえいえ、全く気分を害してなんかおりませんので、ご安心してください^^
むしろ私の書き方がキツいと感じさせてしまっていたら大変申し訳ありません💦
本当に心の底から知りたいと思い、聞いただけですので、誤解させてしまったらすみません!
なるほどなるほど。
沈黙は金?さまは、小説に対して感情移入せずに読まれるのですね。
それは、とても興味深いです(怒ってないですよ~w)。
私は、基本的に登場人物の誰かに自分を重ねたり、心の琴線に触れるような描写があると〝この作品は私に合っている〟と思います。
女性は特にその傾向が強いのかもしれませんね。
小説を書く上で、よく言われる……読者が共感できる登場人物を書きましょう、というやつ。
私は、それを、〝人に読まれる作品というのは、その作品の世界に没入できるかどうか、作品の中に自分の心のかけらを見つけられるかどうか、なんだ〟と思っています^^
例えば、先に「人間失格」に対して、沈黙は金?さまが「僕の心をみすかされたような気がした」と書かれていらっしゃいましたよね。
それこそが、まさに〝共感〟なんですよ^^
沈黙は金?さまは、「人間失格」の主人公に自分の心のかけらを見つけられたのです。
だからこそ、「人間失格」に感銘を受けたのだと思います。
人によって、とある作品が名作となったり、自分に合わないと思われたりするわけは、このためですね。人によって合う合わないがあって、当たり前ですから^^
もちろん、私も人それぞれの読書の姿勢があることは理解しておりますので、押し付けようとして、これを書いているわけではないことご理解頂けると幸いです^^
あくまで私は、この作品からこういうことを感じ取りましたよ、という、ただの個人の感想文でしかなく、他の方の感想が違っていたからといって、それを否定するような視野の狭い人間ではありませんよww
あとは、やはり自分が今まで読んだことのない世界が描かれているかどうか、も重要な気がします。
前にどこかで見たような作品だな、と少しでも感じてしまうと、その作品は心に残りません💦
確かに田中栄光さんは、太宰治に傾倒されていたのでしょう。
それがわかる作品でしたから^^
私は、読むのも好きな人間です。
ですから、この作品を読むのが苦痛だったとか、そんなことは一切ありませんので安心してくださいね^^
むしろ、つまらない、と言われる作品も、何故つまらないのかが知りたくて読みたいと思います。
いろんなジャンルの作品を読んでこそ、自分の視野、世界観が広がると私は信じています^^
私の感想で、もし沈黙は金?さまを傷つけてしまっていたら、大変申し訳ありません💦
そんなつもりは毛頭ございませんので、ご理解頂けると嬉しいなぁ。
読書って、一人でするものですから、孤独な趣味じゃないですか。
だから、こうして感想を言い合えるのがとってもとっても嬉しいのです^^
伝わってくれると嬉しいなぁ。
もし、これにこりずに、またお相手してくださるようでしたら、是非是非、読書感想言い合いっこして頂けると嬉しいです!!^^
『さようなら』(青空文庫)田中英光【★】への応援コメント
1/3くらい読みました。ほぼエッセイですね。調べましたところ、作者がこれを書かれた時はすでに精神的に参っていたようです。師事していた太宰治が自殺したのが相当ショックだったようで22才で太宰に賞賛されたのが不幸の始まりだったのかもしれません。戦争や災害に翻弄されたという側面もありそうです。
22才の時に起稿した作品が太宰治の目に止まる。以後、田中の師事が始まる。
35才の時、太宰が自殺したのに大きな衝撃を受け睡眠薬中毒となる。
36才、同棲相手を薬物による妄想のため刺し、数ヶ月後太宰の墓前で自殺
私は、本作品は(こういう人がいたんだ)というスタンスでしか読めません。
強いて言えば『太宰推し』もほどほどにという教訓くらいですね。
ただ、精神が崩壊しつつある中でこれだけの作品を書ける筆力は凄いのかもしれません。
作者からの返信
🌳三杉令 さま
コメントありがとうございます。
私小説というやつですね。
なるほど、確かに精神が崩壊しつつある中で書いた、と言われると筆力はすごいかもしれませんね。
わざわざ調べてくださって、ありがとうございます!!
「こういう人がいたんだ~」というスタンスで良いのですね。
それなら私にもできます!^^
とっても参考になりました~♪
『人間失格』(新潮文庫)太宰 治【★★】への応援コメント
僕は、一番影響を受けた小説が太宰治の『人間失格』なんですね。
この本を読んで、世の中を見る目が変わりました。
人には、心の中に影の部分というか闇の部分というか、
そういうものを少なからず抱えて生きていると僕は思うのであります。
これは、僕の勝手な意見ですので風雅さまは、気にしないでください。
つづけますと、この本で主人公の大庭葉蔵は、どんどん人間として
ダメになっていきます。一人の人間として、自分と向き合った時、
僕も葉蔵のように脆いところはあるなと納得してしまったのです。
お道化て、人を笑わして、自分に嘘をついてた時期も僕にはありました。
この本を読んで、自分の心の中を見抜かれたとも思いました。
幸福を絵で描いたような人も、たまには出くわしますが、100%幸福な人など
いないと僕は思います。というか、この本を読んでそう思うようになってしまいました。悲しいことに……。
太宰治の後期は、暗い小説ばかりだけど、そこから得るものもたくさんあります。
勝手なことを、書いてしまって申し訳ございません。
これは、僕の意見なので、風雅さまは風雅さまのご感想で僕はいいと思います。
厚かましいと思ったら、すべて削除してください。
作者からの返信
沈黙は金? さま
コメント嬉しいです^^
ありがとうございます!
大丈夫ですよ。
沈黙は金?さまの感想が聞けて、私は、とても嬉しいのです^^
というのも、私は「人間失格」を読んで、主人公に共感できない人間でした。
だからこそ、共感される方のご意見が聞けて嬉しいのです。
この作品を私が読んだのは、大学生の頃です。
初めてできた恋人に浮気されて捨てられて、受験に失敗し、夢も破れて、適当に入った大学でしたが、そこで素敵な仲間と出逢い、新しい世界を経験して視野が広がり、楽しいキャンパスライフを過ごしていた頃のことです。
基本的に私は、素直な人間で単純で楽天家で、ぼーっとしていて天然っぽいところもありますが、挫折から目を背けるよりも立ち向かうような気概を持っている人間なのです。
産まれながらの性格なのか、育った環境がよかったのか、その両方か。
だからこそ「人間失格」の主人公に共感できなかっただけです。
だからと言って、私は、「人間失格」を理解できる人を批判もしませんし否定もしません。
私の知人にも、「人間失格」を理解できる人がおりますし、それなりに暗い人生を歩んでいる人がいることも実体験で身を染みて知っております。
一概にこうだ、と言い張ることが私は好きではありません。
いろんな人がいて、いろんな意見があって、しかるべきだと思っており、
それらを自然のまま受け止める人間です。
……なんか、偉そうにすみません💦
なので、全然厚かましくなんてないですし、不快にも思っておりませんので、安心してください^^
むしろ、いろんな意見を聞ける方が嬉しいし楽しいのです。
ちなみに三島由紀夫の「仮面の告白」は、どうでしょうか?
あれは私、好きだったなぁ。
なんでだろう。
今改めて読んでみたら、違った感想を抱くかもしれません。
あと、この感想の元は、読書メーターというサイトに書いた一言感想なので、あまり長文が書けませんでした💦
今度、もう一度読み直して、ちゃんとした感想をUPしたいと思いました^^
長文失礼しました💦
感想コメントの編集は、私の方へ通知されないので、もしこちらの内容への続きコメントがあれば、近況ノートの方へコメント頂けたら嬉しいです^^
『薫香のカナピウム』 (文春文庫) 上田 早夕里【★★】への応援コメント
1/4読みました。面白いです。まさか軌道エレベータまで出て来るとは(笑)
続けて読みます😊
作者からの返信
🌳三杉令 さま
コメントありがとうございます。
自分がいいなと思った作品を面白いと言って頂けるのは、とても嬉しいですね^^
上田 早夕里 先生の作品で、『華竜の宮』を読んでみたいんですよねぇ。
(*´艸`*)
『それいけズッコケ三人組』(那須正幹)【★★★】への応援コメント
風雅さんがこれだけ熱く語るとは、読まねばなりませんね。木曜日、図書館にGOします(児童書を漁るおっさん ww)
風雅さんの作品が受賞して書籍化されるのを心待ちにしています✨😊
作者からの返信
コメントありがとうございます!
いやぁ~これは、男の人にこそ刺さるのではないかと思うのですが……どうでしょうか?
良かったら、感想聞かせて頂けると嬉しいです♪
(人>ω•*)
『竜胆の乙女』(電撃文庫)fudaraku【★★】への応援コメント
ちょっとギミック的な要素があるんですかね?面白そうだ……。
ラノベ系公募の中でも電撃小説大賞は競争率が一番らしいので、こういう独自色のある尖った作品の方が受賞しやすい、とかがありそうですね。
また読んでみます!
作者からの返信
早速お読みくださり、ありがとうございます!
コメント頂けて、嬉しいです^^
そうですね。ギミック的な要素と言うのがしっくりくるかもしれません。
電撃は、4千以上の作品が集まるそうですからね……審査員の方たちも大変そう。。
独自性! そこが難しいんですよね。
どうしても、どこかで読んだ作品の影響を少なからず受けてしまうので、
尖った作品、というと、言い得て妙ですね。
お互いがんばりましょう!
『スティル・ライフ』by.池澤夏樹【★★】への応援コメント
理系の方の文章って、実は読みやすい文章を書く方が多い気がするんですよね。
以前ある方と同じような話をした際に、それは理数の考え方に依るものじゃないかという議論になったことがあります。
方程式って、いかに簡略化して書くかが大事だったりしますからねw
大沢在昌氏も、小説は余計なものを削ぎ落とす作業が一番大事だと語っておられましたしね(*´ω`*)
それはまた、自分が敬愛する星新一氏もおっしゃってましたし……。(結局星新一氏にいきつくというねw)
作者からの返信
返信が漏れておりました! 大変失礼しました。。
作家さんって、文系出身の方が多いですけど、
理系の作家さんは、理路整然として書かれるからか、読みやすいのかもしれませんね。
星新一先生も理系作家さん、なんでしたっけ?
大沢在昌先生の作品は、未読なんですよ~。
おすすめがあれば、是非教えてください^^
ちなみに私も理系出身です(笑)
読みにくかったら、すみません!
【522冊】学生時代に読んだ本のタイトル一覧(※未更新。)への応援コメント
星新一氏の名前があって、なぜかほっとしている自分がいるw
自分の読書遍歴となると、どうしても海外作家(それも古いSF作家)とかが多くなってくるんですよねぇ……。
アイザック・アシモフとか、H・Gウェルズ(タイムマシンの生みの親)、レイ・ブラッドベリとか……。
ただ、海外作家に触れていると、アイデアの重要さというのを痛切に感じることができますのでお勧めです(*´ω`*)
作者からの返信
コメントありがとうございます。
日乃本さまは、SFがお好きなんですね。
レイ・ブラッドベリは一度読んでみたくて『万華鏡』を買いました。
……積読してます(笑)。
SFは、星新一もそうですが、意外性と発想力が物を言いますね。
ミステリーでもそれは言えるかもしれませんが、アイデアを学ぶ上でSFを読むというのは良いですね。
私が読む海外作家さんは、ファンタジーかミステリーに偏ってるかも。。
SFも名作どころは読んでおきたいとは思っているのですが……。
「たった一つの冴えたやり方」「アルジャーノンに花束を」「華氏451度」「火星年代記」「電気羊はアンドロイドの夢をみるのか」
このあたりは、日乃本さまなら既にお読みかもしれませんね。
あ、「たんぽぽ娘」は読みました!
「ビブリア古書堂シリーズ」というライトノベルで知って読んだのですが、あれもSFですよね。
うーん……コメント欄で会話するには、ちょっと難しいですね。
良ければ、近況ノートの方にでも、ご返信いただけたら嬉しいです^^
『蛇にピアス』(集英社文庫)金原ひとみ【★★】への応援コメント
大学生ぐらいの頃に読みましたね。懐かしい。
描写にけっこう痛々しさがあって、読み返すことはないと思いますが、ただ十代特有の不安定さや儚さが真に迫っていた記憶があります。
作者からの返信
遠藤孝祐 さま
コメントありがとうございます。
確かに……私も読み返してまで読みたいとは思わないかなぁ。
衝撃は確実に受けますけどね。
十代の時にしか書けない代物だろうなぁ。
むしろ若い頃に読んでいたら、嫌悪したかもしれませんww
落ち着いた年齢になった今だからこそ受け止められるのかも。