第1話 経緯
まず最初にこの裁判所が出来た理由をお話しよう。世の中で起きる大半の事件は犯人が存在する。犯人は裁判にかけられる。しかし裁判沙汰にならないように知恵を凝らしていたり。力ずくで告発を抑えていたり。被害者が告発できないようにしたり。などの人間は法では裁けないすなわち下界の裁判所では限界がある。そこで天界の神々が評議会を通して神々の裁判所が出来た。
ある日仕事を探していた私は求人募集を見ていた。その中の1つに結構収入がいいのがあった。ただ注意書きがあり心が強くまっすぐな人と書いてあった。メンタルに私は自信があったので応募してみた。後日封筒が届き中を開けると地図が1枚入っていた。その場所は神社の森の中だった。目の前がいきなり暗くなり明かりがつくと面接が始まっていた。面接官が「あなたを採用します。ようこそ神々の裁判所へ香崎舞花さん」と言った。私は訳もわからず案内された部屋に行くと裁判長と書かれた席に女性が座っていた。机には天秤と煌びやかな剣。女性が私に「初めまして私は公平と正義を司るテミスと言います。急ですが香崎舞花さん貴方に裁判官兼私の秘書をやって頂きます。」と言った。「私は訳がわからなかった。」ようやく私が仕事を理解したのは最初の案件を扱った時だった。
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