第100話メンチを切る
夏の新メニューはこれにふさわしいと私は余韻を噛みしめているとうどん娘がちょろちょろし始めている。
立ち上がったうどん娘がスープの蓋に手をかけようとしたところで私はそれを止めた。
「部外者がそこで何をしているのですか!食べ終わったならさっさと出ていきなさい。」
とにらみつける私だが
「何よ、これは私のお店に出すにふさわしい商品です。なら研究して当然じゃない」
何たる傍若無人な物言いに私はカチンときた。
「なんの準備もせず、のうのうと完成品だけを食べただけの分際であなたの店に出す権利なんてあるわけがないじゃないですか!」」
そう、材料費からなんやかんやを提供しているのは小鳥遊グループであり新商品を出す優先権があるとしたらきっとそう小鳥遊グループなのだ。
「この形状はうどんよ!うどんにきまってるんだからうちが出すのは当然なの!わかった?」
何を言ってるんだこいつは・・理論で食い下がるうどん娘にどんどん怒りのボルテージが蓄積されていく
そんなスープ鍋の前での言い争いは注目の的になってしまっていた。
みんなおかわりスープを飲もうとしていたのに邪魔な二人が喧嘩を始めてしまい動けずに
こいつら邪魔だなぁと別なボルテージが蓄積されていた。
中川店長ははっとした野口様を怒らせてはまずいとだが引き下がれな状況なのも確かだし何て言やっていたので
大きなため息をついた佐々木様が近づいてきた。
「鍋のまえじゃまだよ?なにやってるの?」
「あわわ、申し訳ございません。この新商品のことで口論に・・・」
とさっき食べた平麺をめぐって口論していたと話したらすごい困った顔をする佐々木様
「あー、じゃあさ、両方の店で平麺につけ汁味噌というお題でなんか商品一斉にだしてさ勝負して客が美味しいって投票した数がおおい店でいいんじゃない?」
と商品対決で白黒つけろと大事になりそうな提案を突然いいだしたのだ。
「それ!それですわ!完膚なきまでにたたきのめしてさしあげます!!」
うどん娘は水を得た魚のようにびしっと私を指さしながら吠えていた。
いつもの流れで新商品レシピをゲットできる機会だったのに邪魔もののせいで何やら大事になってしまった。
その話を聞いて男性たちは何やらワイワイと勝負の詳細を詰め始めている。
その新メニューの作成期間や新商品のお披露目期間に投票期間などを面白半分で話始めている。
普通であればたかが高校生の話なんてと鼻で笑われそうだが、絶対に逆らえない相手が二人もいるので
その提案を無下にできないし無駄に時間をかけてダラダラとするのもよくないだろうとさっきほどから
佐々木様が話の皆様の意見の軌道修正を図りながらどんどん実用的な内容になっており、
佐々木様あなたは一体・・・。と私の中でどんどんとまぶしく輝き始めるのだった・・・。
佐々木様の提案はすぐに小鳥様へと伝わったのでほどなくして乱暴に家庭科室の戸が開いた。
「聞いたわよ!どいうことなの!!」と怒鳴りこんできたが野口君の顔をみてはっとしていた。
チワワ痛恨のミスであるとまあ佐々木君が思うくらいは痛恨のミスをしていた。
今回の件の説明を従業員が行い状況を把握した小鳥遊小鳥がうどん娘をにらみつけた。
「あなたやってくれたわね。」と睨む小鳥様とミト間にバチバチっと火花が見えるくらいにらみ合ったあと。
「いいでしょう。あなた私に勝てるとでも?」と自信たっぷりの小鳥さまに対して。
「そっちこそ私たちのうどんに勝てるとでも思っているの?たかがラーメンのくせに?」
実際に佐々木君の新作を食べたミトはこれは絶対売れると確信してるのだから強気で行かなければならない。
うどんチェーンの命運をかける商品であることは間違いない味だからだ。
一方味も姿もよくわからないけどアレの作ったものなら確実に売れるという数字の裏付けの元話している小鳥だって引き下がることはできない。よくわからないが”売れる”ことは確かなのだ。そんなものをくれてやるバカはいない。
そういうわけでメンチを切り合っていてる状態が継続している。
二人が家庭科室でにらみ合っていると、予想もしない人物が家庭科室へと入ってきたのだった・・・。
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この物語はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません
ということで、
登場させてほしい食事orこのキャラの話がみたい等募集したいと思います。
まあ、技量のよわよわなので、募集しても実現しなかったらごめんなさいなのです。
複数あれば一つ採用で、一つもなければいつもの更新するだけなので問題はないかな。
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